●能登半島地震の復興計画の検討を含め能登町に設置されている
AQトイレを視察してきました。
水の補充は必要になりますが、バイオトイレとしての機能は引き続き有効です。
そのうえで先日ご紹介した動画への追加として後ろ側にタンクが増設されていました。
その意味はトイレの再生水の循環と別に手洗いの水の循環ルートをつくったということです。
このシステムは今回の実証での効果が実証されたことになりますが、
汎用化に向けた今後の改善点としては
・現地での仕上げを考慮し、現在かかっているコストを下げること
・システムと大きさのコンパクト化
が考えられます。
ただし、単体でのコストはまだまだ大きなものの今後の復興で下水のインフラを再建するよりは
小さなコミュニテイ単位での排水処理に使えば、大きなコストダウンが図れる見込みがあります。
それも踏まえ、今後の復興計画のご提案ができれば
と考えています。
Posted by 遠野未来 at 18:37 | ■設計・現場 | comments(0) | -