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■版築暖炉PROJECT2 スタート / Rammed Earth Fireplace project 2 started

●軽井沢のShell Houseを御覧頂いたのをきっかけに、長野県坂城町の菱田工務店さんの

シュールームに版築暖炉をつくらせていただくことになりました。

 

 菱田工務店さんは伝統工法の大工技術とヨーロッパの最新の建築の表現を取り入れた、先取の気概がある数少ない工務店さんです。当事務所が長野に来てから交流がありましたが、今回はじめてお仕事でご一緒させていただくことになりました。

 今回の強みは菱田工務店さんの本社の敷地の隣の山から良い粘土が取れること。ここから土を活かした建築をつくるという思いで、菱田社長と意気投合しました。そして「やるなら難易度の高いものからやろう・・・」とRの版築に挑戦することに・・・。

 

■ 版築テストピースづくり

 

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 その山の土を使って4月からスタートしているテストピースづくりの様子です。山の土・砂・石灰の配合を変えて、色合いと強度を見ていますが、最終結論まであと一つです。

 山の土に砂分が多いので、石灰だけで強度が出ると思いましたが思ったほど出ませんでした。

砂を入れると強度は出ましたが、色味がくすんだ色合いに。今度は砂分を減らし、つなぎの強度を出すため少し短いワラすさを入れて再度制作の予定です。

 

 テストピースづくり地道な作業ですが、版築をつくるとき一番楽しい作業でもあります。

 

■版築Rの型枠

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 Rの型枠を現場で立ち上げてみました。高さ90cmで今回は暖炉だけでなく、窓を囲むようにベンチとしても版築が続く計画です。

 今回は型枠を何段にも分けず、一段でつくることも検討しています。

 

■組み込み暖炉

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 前回は全くハンドメイドで暖炉をつくりましたが、今回は一般の方にも汎用性があることを想定し、既成の箱型の暖炉を組み込むことにしました。デンマーク王室御用達のMORSO製です。

扉を閉めるのでガラス越しに火を見ることにはなりますが、

燃え方や空気の取り入れ方は最新の温熱工学でできており、熱の効率はこちらが上です。

 

■今後の予定

 

 テストピースづくりを再度行い、モックアップで実際の大きさの版築の試作を経て本番に臨みます。6月一杯でできればという工程です。

またご紹介させていただきます。

 

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詳しくは

土とこどもの家をつくる設計事務所

遠野未来建築事務所 URL:   www.tonomirai.com

お問合せ e-mail:   nest@tonomirai.com  

遠野未来建築事務所   

Tono Mirai architects        Tono Mirai

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Posted by 遠野未来 at 17:58 | ■土の建築・土壁・左官 | comments(0) | trackbacks(0)

■仙台 白と黒のしっくい蔵/ Japanese Earth Storage in Sendai

●仙台の今野左官が仕上げた、仙台市内の白と黒のしっくいの蔵を見学させていただきました。

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 左官の「極み」ともいえる秋田県増田町の蔵でも見られる黒しっくいの縁を白しっくいで仕上げる超絶技巧には

200人工かかったそうです。

 

 このような気概のある左官さんがいらっしゃることを心強く思います。

 

#Earth Storage,#蔵、#左官

 

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Tono Mirai architects        Tono Mirai

〒389-0115

長野県北佐久郡軽井沢町大字追分961-27

TEL    0267-31-6264

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Posted by 遠野未来 at 20:47 | ■土の建築・土壁・左官 | comments(0) | trackbacks(0)

■仙台市 今野左官 土と左官のショールーム/ Sakan Plaster Show Room in Sendai

●仙台の今野左官さんの土壁ショールームを訪ねさせていただきました。

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 これからまだ手を入れられるそうですが、ここで土やしっくいの壁の可能性を実際のサイズでみて、

住宅や文化財、店舗など様々な場で取り入れていただき、次世代の左官文化と職人さんを育てたいと今野さん。

 

仙台近郊でも様々な色や粘性の土が手に入り、材料は豊富にあるそうです。

 

色やテクスチャーで無限の可能性がある左官の壁、皆様にもぜひ取り入れて頂きたいです。

 

ご興味あります方は、ぜひ当事務所までご連絡いただければご紹介させていただきます。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

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Posted by 遠野未来 at 11:52 | ■土の建築・土壁・左官 | comments(0) | trackbacks(0)

■日本の現代土建築 版築のいえに宿泊 / Contemporary Rammed Earth House in Japan 

●新年早々、建築家・薩田英男さん設計の「版築のいえ」に伺わせていただきました。

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この建築は数々の賞を受賞され、昨年のコンフォルトの版築特集でも取り上げられています。

 

 薩田さんとは10年以上懇意にさせていただき、この作品も計画段階からお話を伺っていたので、ようやく実際できたものを体感でき、わがことのように感慨深いものがありました。

 

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● 土建築の表現の巾

 

 建築は当事務所設計の有機的で曲線的な「Shell House/もりのいえ」と対照的に、構築的な直線的表現ですが、その両極の表現の巾があることが土の建築の魅力と可能性だと思います。

 

 内部から外部に突き出た版築と練塀の壁と、その上に多面体の木造の屋根を載せる・・・という挑戦に敬意を評します。

 

 特に厚みが1.2mもある版築の壁は迫力がありました。版築と練塀の壁は所々クラックが入っていますが、それが表現としても魅力的な表情になっています。版築の上の白い壁は、しっくいではなく今ではあまり使われていないドロマイトプラスターで白でも温かみがあります。天井の目透かしの杉板もとても繊細でした。

 

 一泊させていただきましたが、薪ボイラーによる土間の床暖のやわらかな暖かさの中、とても眠りが深く、熟睡できました。

 

 土建築の可能性を感じた幸せな1日になりました。

 

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Posted by 遠野未来 at 22:52 | ■土の建築・土壁・左官 | comments(0) | trackbacks(0)

■ 土壁・版築の環境性能・蓄熱性・断熱性・調湿性 図とDATA /Earth architectural Performance FIGURE Upload./ Heat storage, insulation, humidity controll

●土壁・版築の環境性能・蓄熱性・断熱性・調湿性 をわかりやすいように図にしてみました。

 

 現代の建築では木とコンクリートが使われることが多いですが、土にはそれらを補完する大きな性能があり、

地球環境に負荷を与えない素材であることがわかります。

 他の素材に比べて最も製造エネルギーが少なく、蓄熱・調湿効果が高いのが特徴です。

 

 土は地球環境に負荷を与えず、室内環境を豊かにするこれからの時代の素材です。

 このデータをふまえ、ぜひ土をすまいに取り入れてみていただければ幸いです。

 

#土壁,#版築, #環境性能, #蓄熱性, #断熱性, #調湿性,

#Earth architectural Performance Figure

#  Heat storage, # insulation,# humidity controll

 

https://www.tonomirai.com/heatdata2

Posted by 遠野未来 at 20:53 | ■土の建築・土壁・左官 | comments(0) | trackbacks(0)

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