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■エルメス財団 土の本 / Earth BOOKS incredible guide to Earth architecture

●フランス・エルメス財団 から出ている 素材の研究シリーズの中から「土」の号 日本版が出版されました。

 

「土」というと一般的には土壌や陶器、焼き物などを想像される方が多いと思います。

 

この本ではそれとともに「土の建築」についてフランス・グルノーブルにある国際的土の建築研究所クラテール元代表で建築家・研究者のティエリ・ジョフロアさんによる現在の土の建築の世界的状況と「土と左官の本」を出されてきた雑誌コンフォルトのエディトリアル・ディレクター多田君枝さんによる日本の左官の歴史と現在に渡る状況が書かれています。

 

■永遠にリサイクルできる究極の建材「土」

 

私は気象危機の時代、もしすべての輸送がストップしたりコストが高騰し手に入らなくなったとき

建築をつくる究極の素材はその場にある「土」しかないと思っています。

 

これから土の建築をめざす方に、上記の2つの文は日本と海外の土の建築の歴史とこれからを把握するのにとてもよいガイドになっています。

 

ぜひお読みいただければ幸いです。

Posted by 遠野未来 at 06:09 | ■土の建築・土壁・左官 | comments(0) | -

■ 再生土の版築壁 / Upcycle rammed earth wall in Japan

 

 

●「大地と森の再生」「循環する建築」というテーマのもとにこの1年ほど計画している

再生土を使った版築壁の工事が進み、壁が立ち上がりました。

 

 7月末の完成をめざし内装や屋根など工事は続きますが、

中間でのご紹介をさせていただきます。

 

 

 

 

ある程度の圧縮強度も備えていながら建築材としてはこれまで使われてきませんでした。

 

今回それを使った版築による建築をつくっています。

まだ乾いていないのですが、色味はここから少し黄色くなる想定です。

 

 これは「土の再生」「森の再生」「水の再生」も含めた大きな世界観の中で

「生態系の全体の再生」を目指すプロジェクトの一貫です。

 

 詳細は今後随時、ご紹介させていただきます。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

Posted by 遠野未来 at 10:29 | ■土の建築・土壁・左官 | comments(0) | -

■ 土と建築 の 展覧会 Athena and Bill Steen 挾土秀平 Rooted in clay /  Earth and architecture exhibition in Japan

 

● 土と建築 の 展覧会Rooted in clay が常滑市の「土・どろんこ館」で9/19(2023)まで開かれています。

5/6(土)にトークセッションが行われ、参加してきました。

 

 

 

■アセーナ&ビル・スティーンについて

 

 ビルとアセーナはアメリカ・アリゾナでストローベイル(藁ブロック)や土を使った家づくり

のワークショップを1980年代末から30年以上続けている自然素材建築リバイバルの「伝道師」というべき第一人者。

 

 自分も土の建築を始めたばかりの2001年にワークショップに参加して感銘を受け

その後、土の建築を本格的に手掛ける大きなきっかけになりました。

 

 彼らは土と藁の家づくりにとどまらず、それによる貧困層のコミュニティづくりやこどもたちへのワークショップ、展覧会での展示など「土」を通した社会活動も世界各地で様々、行っています。

 その活動とオープンな人柄も含め、二人は自分にとって土の建築で数少ない「師」と呼べる、リスペクトする存在です。

 

 自分がワークショップに参加した時、「どうやったらそんな活動ができるか?」

と聞いたときに「できるよ。やってみな。」という言葉をいただいてとても勇気づけられました。

 

 それからずっと仕事だけでなくプライベートも含め、いろいろと大変な時にその言葉を思い出しては

自分を奮い立たせてきました。

 

 今回なんと22年ぶりの再会となりましたが、会った瞬間即ハグとなり、ふたりとも元気そうで

20年の時間の隔たりを感じず、打ち解けることができました。

私の作品もFBで見てくれているようで、とてもほめていただいてうれしかったです。

 

■22年前の思い 日本とアメリカの家づくり

 

 若い頃アカデミックな建築への反発と自分の手で建築をつくれないかと思っていた自分は、参加したワークショップやそのとき見たアリゾナの藁や土の家をみて

 

「何て自由なんだろう!」「日本の家は何て型にはまっているんだろう!」

 

と大きなカルチャーショックを受け、その思いがその後の自分の「土の家づくり」の大きな原点になっています。

 

 

■展示内容

 

 展示は9月まで行われているので、「土の建築」に興味がある方はぜひ訪れていただきたいですが、

3人が公開制作した土の造形物や壁とともにアセーナが自分の「土の建築」に関わってきた経緯や哲学を語る動画があり、その「土と人間、文化」を詩的かつ哲学的に語っており、その深い内容は

やはり「表面的にやっているのではない」と納得させるものがあり、素晴らしいです。

 

たとえば

 

プエブロの教え

 

「永続性」ではなく「関係性と循環」が大事なのだ。

 

 

何度も補修されてまだ残っているクラックがある土の家のクラックを「何故直さないか?」という問いかけに

 

 「あれは自分が生まれたところに帰ろうとしている。」

 

という答えが返ってきた。

 

というところなど、自分は改めて心を揺さぶられました。

 

 

 ■トークセッション

 

展示を記念してトークセッションが行われ、全国からたくさんの参加者がありました。

今後youtubeでも公開されるとのことです。

 

 今回共同で制作・展示されている現代日本の左官の第一人者の挾土秀平さんも聞き役の雑誌コンフォルトの多田君枝さんもご自身の人生や仕事において、彼らの地アリゾナのカネーロでの体験に「大きな影響を受けた」とのことで、立場は違えど自分も同じでうれしくなりました。

 

 とくに挾土さんの話で一番印象的だったのは

 

「アリゾナの土の家のほうが、日本の家より豊かさが上」

 

ということ。

 

 

技術的には日本ほど高度ではないが、「何度も手をかけ、つくるのに大変な手間がかかっていること」

そして 「土の厚みが厚く」形も不定形な土の家が「いかに心地よいか」を述べられていましたが、

挾土さんからのこの言葉は、今回それを聞くために行ったと言ってもいいほど自分にとっては大きな発言で、自分が20年前に感じた記憶が「間違ってなかった。」と掘り起こされた感じでした。

 

「豊かさ」は「技術」だけでなく、「手間」「人の思い」そして「土の力」様々なものの総合

から成り立つのだと改めて感じました。

 

 またビルさん方は挾土さんから教わった日本の左官技術、特に平滑に壁を塗る技術を教わり

覚えたことを感謝されていました。それによって20年前から作品の表現の精度と幅が格段に上がったことは自分も数々の写真を見て作品の進化に驚きでした。

 

 

■今後の展示とアリゾナでのワークショップ canelo project

 

 

 今回公開制作された展示の造形物 とくに亜麻仁油を塗って仕上げたベンチが今後どのように

経年変化していくかや制作の動画も展示されるとのことです。

展示に合わせてつくられたブックレットも非常に充実しています。

 

https://livingculture.lixil.com/ilm/see/exhibit/rootedinclay/

 

今後土の家をつくろうとされている方、土の家を志す設計の方、こどもたち・・・

とにかくぜひたくさんの方に訪れていただきたいです。

 

 またぜひ、ビルさんアセーナさんのワークショップにもぜひ訪れてください。

現在はお子さん方が主導でされているようで、土の建築の新たなアイディアも多々得られると思います。

自分も近いうちにぜひ再訪したいと思っています。

 

https://caneloproject.com/

 

 

 

Posted by 遠野未来 at 15:28 | ■土の建築・土壁・左官 | comments(0) | -

■ 建設残土の建築への活用 海外の取り組み/ Surplus earth of construction to architecture movement in Europe

 

●海外での建設残土の建築への活用 について建築サイトArchiDailyに記事がありましたので

その自動日本語訳を共有させていただきます。

 

 

https://www.archdaily.com/999074/building-with-waste-transforming-excavated-earth-into-architecture?utm_medium=email&utm_source=ArchDaily%20List&kth=7,686,797

 

 その活動はBC アーキテクツ、BC マテリアルズというベルギーの建築家と組合の活動です。

現場の工事残土を圧縮ブロックにして地元の労働者と共同で建築をつくるなど

されています。

 

記事によるとベルギーでもその土地の土の70%は建築として利用可能というのと、

土の建築は他の素材より5倍も地球環境への負荷が小さいとのこと。

これは大学での私達の研究と同様です。

 

そんなすばらしい「土の建築」ですが、記事中にもあるように残念なのは「需要がない。」とのこと。

その推進には、日本でもこれから実例をつくり社会への発信が不可欠になります。

 

自分にとって工事現場の残土を使ってつくったOYAKI FARMの入り口の版築はその第一歩でしたが、

ぜひ今後もバージョンアップをして社会的に展開できるよう続けて行く所存です。

 

そして、記事にあるように増加する世界人口に対しこのまま行ったら

「すべての人に屋根を提供する前に、別の惑星が必要になるでしょう」 というのも事実。

 

あきらめず、根強くやっていくしかありません。

 

今後ともどうぞよろしくお願いします。

 

 

どうぞよろしくお願いします。

 

 

=========

 

廃棄物で構築する:掘削土を建築物に変える

 

今日、建設業界における工業化とグローバル化の役割を考えると、私たちの建築文化の理解と地元の建設方法の適用は、遠い時代遅れの概念のように思えるかもしれません. インターネットで地域の代理店を検索するだけで、世界中のほぼすべての資料を入手できるようになりました。しかし、この慣行は私たちの社会にとって重要な意味を持ちます。建築のアイデンティティーの喪失から、これらの材料の抽出、製造、輸送、廃棄のプロセスに関連する大量の CO2 排出に関連する環境コストまでです。

炭素排出量を削減し、より効率的な方法で材料を使用する必要性が世界的に高まっているため、私たちは地域の資源の起源について調査および学習するようになり、最終的には循環経済アプローチ内でのそれらの用途をよりよく理解することにつながりまし. しかし、なぜ私たちの足元を見てみませんか?土壌は地球上で最も一般的な物質の 1 つであり、地元で調達された場合、大量の CO2 を排出しません。工業化の後、私たちは、土を使った建物が、世界のさまざまな地域で私たちの祖先にとって実行可能な建設方法であったことを長年忘れているようです. BC Materialsの 4 人の創設者の 1 人である Nicolas Coeckelberghs に話を聞きました。BC Materialsはブリュッセルを拠点とする労働者協同組合で、地球に働きかけ、その用途を再発見し、地球規模でその知識を共有しながら、地元の良心と協力しています。

 

さまざまな地域の土を使った建物

 

地元の素材を使用することには、明確な生態学的目的と経済的目的があります。工業化が強度の低い国で行われた国では、コンクリート、セメント、鉄鋼などの工業化された材料のコストが高く、通常は海外から調達しなければならないことを考えると、この慣行は理にかなっています。その一例が、BC アーキテクツが東アフリカ地域で開発したムインガ図書館プロジェクトです。これは BC マテリアルズと並行して行われているプロジェクトであり、エンドユーザーと中古品の両方が関与する建設プロセスが考案されましたこの図書館は、地元で調達した圧縮土ブロックと地元の労働力を使用して、参加型のアプローチで建設されました。

 

 

 

この地域と周辺の州でのフィールドワークにより、チームは地元の材料、技術、建設の類型について学び、その後ムインガに最初の図書館を建設しました。これは将来の聴覚障害児のためのインクルーシブ学校の一部です。地元の技術と類型を研究するこのアプローチは、北アフリカ地域にも適用され、地元で調達された天然石の土台、日干しレンガの壁、木と土の平らな屋根を使用して生物気候幼稚園が建設されました。

異なる文脈では土の使用は似ているように見えるかもしれませんが、Coeckelberghs 氏によると、「建物の文化を理解する必要があります」。開発される地域によって土づくりの考え方は異なります。アフリカの例とは対照的に、パリやジュネーブなどの他のヨーロッパの首都と同様に、廃棄物と見なされる発掘から抽出された大量の土壌があるブリュッセルでのBC Materialsの作業を強調しています。

 

 

 

Nicolas 氏によると、「ブリュッセルの土壌の 70% は利用可能であり、残りの 30% は他の材料と混合されているため利用できない」ことを考えると、これらの大量の「廃棄物」は好機を表しています。ブリュッセルで利用できる材料の膨大さは、土を使った建物が工業化の進んでいない国だけでなく、大量の資源が廃棄物と見なされている地域でも実行可能であることを示しています。

 

 

 

その一例がエデヘム市のリージョナル ハウスで、建物の上部構造に 2 つの建設技術のみが使用されました。地元の粘土から圧縮された土ブロックと、仕上げとして見かけのヘンプ コンクリートの断熱ファサードと屋根システムであり、建物を CO₂ マイナスにしています。

このプロジェクトでは、3 週間のワークショップで 19,000 個のブロックが製造され、2 週間のワークショップで 312 平方メートルの麻コンクリートが設置されました。合計で 150 人を超えるボランティアがこのプロジェクトで学び、根本的に持続可能で参加型のアーキテクチャを通じて、教育的および生態学的アプローチをリージョナル ハウスに反映させました。

 

 

 

テクニックを文脈に適応させる

 

それにもかかわらず、ブリュッセルのような都市で入手できる材料の膨大さは、人件費の問題に直面しています。他の地域では人件費が安いのとは対照的に、ヨーロッパでこのように建設するということは、環境的に無駄な建設が理にかなっているとしても、経済的にはそうではないかもしれないということを意味します。しかし、現実には、適切なプロセスがあれば、地元の関係者と協力して技術を状況に適応させれば、地球は環境にやさしく、経済的に実行可能な素材になる可能性があります。

BCマテリアルズは、状況に応じた特性を適応させるという前提の下で、通常はコンクリート ブロックの大量生産に重点を置いている工場と協力して、生産時間の一部を、石積みの壁に使用される圧縮土ブロック (CEB) であるブリケットの製造に割り当てています。Coeckelberghs 氏によると、「このプロセスによる 1 日生産で、小型機械で 1 年に生産できるのと同じ量のブロックを生産することが可能です」というように、このコラボレーションの影響は甚大です。

 

 

 

土建材製造技術の知識と大量生産の利点を組み合わせることで、「CEB の価格を 200% 引き下げることができ、ベルギーで広く使用されているコンクリート ブロックや伝統的な焼成レンガに対して経済的に競争力のあるものになりました。ブルンジのように地球が手作業で処理されているか、ベルギーのようにローカルにアプローチされた産業プロセスで処理されているかに関係なく、地球を使用した建物は、社会経済的影響と炭素排出に対する環境影響を表しています.

 

 

地球そのものがすべての解決策ではない

 

 

土を使った建物が多様で莫大な利益をもたらすなら、建物全体の建設に土を使用しないのはなぜですか? 鍵の 1 つは、「適切な場所に適切な素材を使用する」ことです、と Coeckelberghs 氏は言います。現代のニーズには、と再利用された素材を組み合わせた多様な素材が求められ、土の性質上、屋外ではないときに最も機能を発揮するため、壁、外装、床材などの形でインテリアに広く使用されています。

 

 

現実には、土由来の材料にはさまざまな用途があり、環境への影響を最大 5 倍減らすことができますが、土由来の建築材料に対する実際の需要はありません。そのため、BCマテリアルズはさまざまな分野で取り組んでいます: 地球ベースの材料について学生や請負業者をトレーニングし、地球建設に関する基準とコードを研究し、新製品を研究し、既存のものを BC アーキテクツのプロジェクトに適用して、競合する真の需要を創出します。伝統的な素材で。

 

 

世界の人口増加に対応するために建設を続ける必要性はおそらくなくなることはありませんが、パラダイムを変える可能性があるのは、業界と協力する私たちの方法と優れた建築の概念です純粋に美学を優先するよりも。

 

そうでなければ、ニコラスが指摘するように、「すべての人に屋根を提供する前に、別の惑星が必要になるでしょう」.

 

 

 

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Posted by 遠野未来 at 15:19 | ■土の建築・土壁・左官 | comments(0) | -

■2023 「持続から再生へ」 JINENと土の建築 / Architecture 2023 from sustainability to regenerative

■ 建築だけでなく、ここ数年の食・農・庭などの流れをみると

これからの社会全体のキーワードとして「持続から再生へ」

「sustainability」サスティナビリティ から「regenerative」 リジェネレイティブ

 

ということがあげられるのではないかと思います。

 

昨年出たスローフード運動の中心的人物アリス・ウオータースさんの

「スローーフード宣言 食べることは生きること」にもありましたし、

デザイン誌AXISの23年2月号はまさしく「Regaretive architecture 環境に働きかける建築」でした。

 

また、いま関わらせていただいているプロジェクトの庭や建築に関わる方々

が何らかのかたちで環境再生医・造園家として活動する矢野智徳さんが提唱している

「大地の再生」活動とつながっていることも「再生」の実践として勇気づけられています。

 

 

■土の建築と「再生」

 

AXIS2月号では、泥を使った再生の建築ではドイツを拠点に活動する建築家アナ・ヘリンガー

が取り上げられていて、彼女も環境負荷がかからず、リサイクル可能な土の建築のよさを

語っていました。

 

人間と環境、建築と風景、大地と建築・・・ それらを切り離さず、

しかも現在傷んでいる土地や場所を「再生」させるには?

 

気候危機の時代の大きなテーマですが、地域や国、場所ごとにそれぞれの

解決策を意見を出し合って、思いを共有しながら見出していくことに

意義があると思います。

 

自分としては昨年竣工のOYAKI FARMも「大地と建築をつなぐ」回答の一つでしたが、

今後も一つ一つ事例をつくっていければと思います。

 

 

■ JINEN / ’Forest of rebirth’  「再生」のプロジェクト

 

OYAKI FARMの前の作品ですが、これまで竣工写真で紹介できなかったのが

2021年ECC ヴェネツィア・ビエンナーレで制作させていただいた

JINEN / ’Forest of rebirth’ という作品です。

 

これも木杭の上に載ってできているといわれるヴェネツィアの街を

その杭と地元の土と竹をつかって「新たな森として再生させる」

という「再生」がテーマのプロジェクトでした。

 

今は解体され植物はヴェネツィアの大地に戻されましたが

土と木・竹は新たな場所で「再生」できるよう引き続き

プロジェクトを検討中です。

 

詳細はいまウェブサイトのページを整理しているので

改めてご紹介させていただきます。

 

どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

Posted by 遠野未来 at 18:59 | ■土の建築・土壁・左官 | comments(0) | -

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