2015.06.14 Sunday
■マンション・シックハウス リノベーション・・・新建材をサワラの床へ
●マンションのシックハウス対策のリノベーションのアドバイスをさせていただいたお住まいをご紹介させていただきます。
今回 リフォーム済みのマンションに引越されようとした際に、化学物質の匂いが気になると借り主さんからご相談をいただき、新建材の床を無垢の床に変えるアドバイスをさせていただきました。
匂いの原因は新建材の床の接着剤ということで床を無垢材に変えることに。
一般的にはあまり気にされていませんが、空間の吸放湿の人体への影響は 床7割、壁2割、天井1割 といわれるほど床は人体に大きな影響を与える最重要素材。
今回使った床材は自分の自宅で使ってその気持ちよさを実感して以来、ほとんど全ての物件で使わせて頂いている 埼玉県飯能市の岡部材木店さんのサワラ・フローリング。
今回は既存の建具枠との関係で使ったのは厚み15mm。巾は170mmの巾広の材。
節ありですが、サワラの節は品があってさほど気になりません。
2階の部屋なので、防音シートを引いた上に根太と15mmのフローリングで30mmの高さで仕上げました。
お施主様には工事後実際使ってみて、その足ざわりの柔らかさと心地よさを実感され、とてもよろこんでいただきました。
サワラは足ざわりがヒノキほど冷たくなく、杉ほど柔らかすぎず裸足の感触がとても良い素材。自然素材を扱っている設計の方で岡部さんのサワラを使う方が多いのもわかります。
シックハウスでお悩みの方は、ぜひご参考になさっていただければ幸いです。
after
before
Posted by 遠野未来 at 12:25 | ■リフォーム | comments(0) | trackbacks(0)