BLOG用01.jpg
■9/21 森のフェスティバルで講演 「カラマツを取り入れた住空間」/Lecture at forest festival in Nagano 'Japanese Larch space in House '

●先週土曜に佐久市で行われた森林フェスティバルで「カラマツを取り入れた住空間」というテーマで

お話させていただきました。

 

 

その後、「カラマツの活用について」会場の方と意見交換をする時間もつくり、有意義な会になりました。

お越しいただいた方に心からお礼申し上げます。

 

いくつかポイントの内容をご紹介します。

 

 

■ 講演内容のポイント

コンセフ?ト .jpg

 

 21世紀がめざすべき「森の文明」というべき循環型社会のなかで「森」の中心に「木」があるがそれを育てる「土」を忘れてはいけない。

 

「木」だけでものを考えるのではなく、循環する生命現象を、特に多様な生物が生息し、様々に活用されたきた「土」と共存する住空間を考えて、取りれた欲しい。

 

カラマツの色合い・強度は魅力的だが、それを活用するには何にでもカラマツを使えばいいというのではなく、それを生かす「デザイン」「思想」「哲学」が必要。

 

 デザインとしては全体をカラマツに使うと色が濃く、印象が重くなるので、

他の素材と組合せて使ったり、透かせたり・・・とそうならない工夫が必要。

 

 全体がカラマツの空間とカラマツを構造材としても使いながら、仕上げとしては見せるポイントとして使った二代目桐原建設さんの例と私のデザインした家具をお見せしました。

 

 写真がその内容とこれから使おうと思っている北相木村の土の様子です。

 

Chair.jpg

Table.jpg

s-2 .jpg

kirihara .jpg桐原建設1.jpg

IMG_0140.jpgIMG_0149.jpg

 

 

 

■ カラマツの活用について 会場・参加者との意見交換

 

 

 まず会のはじめ会場に司会の方が「カラマツは建材として適している思う方・・・」「カラマツは建材として適していないと思う方・・・」ということで挙手をお願いしたところ

   「適していない」に挙手はありませんでした。

 会場の方はカラマツの活用に前向きな方々のようで、ポジティブな雰囲気で会ははじまりました。

 

私の話のあと,会場からの声を聞いてみました。

 

・地元の人は、今でもカラマツはねじれて「よくない材」と使いたがらない。

・ねじれを抑えるために乾燥にお金がかかり材が決して「安くない。」ので使いづらい。

・デザインをすればするほど価格が高くなるジレンマがある

・木の家をつくったが、スギ・ヒノキ・桐などと組合わせカラマツは梁など見せるところに使った。

 適材適所で使うのが良いのでは・・・

・ハウスメーカーの家は外材の集成材がほとんどだが、その論理として「今の日本の家づくりに日本の木を使うと日本の山の木がなくなってしまう」という事をいっているが本当か?

 

・・・林業総合センターの今井木材部長から「十分ストックがあり、そのようなことはない。」との回答。

 

また今井部長からは

・信州カラマツは他の地域に比べ大径木が育っており、その分良い品質が取れるので

これから活用すべき。

 

さらに個人的な意見ということでは、他の地域では取れない材ということで

・都心など他の地域にアピールし、使ってもらうべき

・海外へもアピールを

 

という貴重なご意見もいただきました。

 

===

 

■スタートとして

 

 信州カラマツをアピールする佐久の「森林フェスティバル」今年で6〜7回目ということですが、

今回はじめて参加させていただきました。設計側からの講演もはじめてとのことです。

 

これを機にこれまで何十年もつづけられてきた研究や実作に学びながら、

少しでもお力になることができればと思います。

 

 まずは、今手掛けているカラマツコンテナを形にし、

その中で家具や土と組合せた照明など手にとっていただける

ものづくりから始めたいと思います。

 

 形になりましたら改めてご紹介させていただきます。

 

==========================

未来をつくる土の建築/ Eartharchitect

遠野未来建築事務所   遠野未来

Tono Mirai architects        Tono Mirai

e-mail:   nest@tonomirai.com 

URL:      www.tonomirai.com

FB: https://www.facebook.com/eartharchitect/

==========================

 

 

 

 

Posted by 遠野未来 at 10:15 | ■カラマツ プロジェクト | comments(0) | trackbacks(0)

■長野県林業総合センター:信州カラマツ ヒアリングと課題 / Pine tree Study in Forest Laboratory Nagano

●長野でカラマツを扱うにあたり、カラマツ研究の総本山である塩尻市の長野県林業総合センターへ伺い、

研究員の皆様にカラマツ研究の現在について伺ってきました。

01.jpg02.jpg03-1.jpg03.jpg04.jpg06.jpg07-2.jpg

 ここではカラマツの植生や林業のあり方,森の体験教育に始まり、カラマツの乾燥技術や活用法など、

カラマツと長野の林業に関するあらゆる情報の拠点となっています。

 ここでカラマツのねじれを抑えるための「高温セット乾燥」や「カラマツ重ね梁」などの研究開発が行われたり、

木造建築塾や木材の強度試験なども行われています。

 

 カラマツを住空間に活用するためには、ここ数十年「ねじれ・割れ・乾燥技術」との戦いだったことが伺えます。

それを克服し、戦後植林し育っている木も切り時で

「今まさにカラマツの使い時」ということで、皆さんの意気込みと期待は大きなものがあります。

 

■カラマツによる空間の課題

07-01.jpg07-1.jpg

 

 お話を伺ったあと長野県林業総合センターの事務所棟を見学させていただきました。

できて20年以上立った建物とのことで、カラマツがいい感じで「赤く」焼けていました。

 

 一方で床・壁・天井 全てカラマツにすると色が濃すぎて「重く・暗い」空間になってしまう

事もわかりました。 そうならないためには

 

 ・光や外の風景の取り入れ方

 ・白い壁や他の素材とのバランス

 

が大切なことを改めて感じました。今後設計する上での留意点です。

 

・・・カラマツ以外でも、強度試験の機械や研究中の乾燥技術を見せていただいたり

今後ために大きな勉強になりました。

 

 今回のヒアリングを踏まえ、9/21 佐久で行われる「森のフェスティバル」では

長野県林業総合センター木材部長の今井 信さんと一緒にお話させていただくことになっています。

 

 みなさまにとって実りあるお話になるよう、がんばります。

 

どうぞよろしくお願いします。

 

==========================

未来をつくる土の建築/ Eartharchitect

遠野未来建築事務所   遠野未来

Tono Mirai architects        Tono Mirai

e-mail:   nest@tonomirai.com 

URL:      www.tonomirai.com

FB: https://www.facebook.com/eartharchitect/

==========================

 

 

 

 

 

Posted by 遠野未来 at 14:06 | ■カラマツ プロジェクト | comments(0) | trackbacks(0)

■9/21 「森のフェスティバルin 佐久」 で講演。/ Lecture at Forest Festival in Saku Nagano

●9/21 長野県佐久市で行われる「森のフェスティバル」でカラマツの住空間への活用に

ついてお話させていただくことになりました。

19.09.06 森のフェスティハ?ル-2.jpg

 

 長野の佐久地域では、全国の原産地かつ高品質のカラマツが財産で、それを

どう活用するかここ数十年の課題です。

 

 カラマツ特有の「ねじれ」をどう克服するか・・・それに対する

乾燥技術も進化しており、新たな活用が望まれています。

 

 そのアピールのお役にたてるよう現在設計させていただいている「カラマツコンテナ」のご紹介、

カラマツを活用した住空間の事例、土や鉄など他の素材との組合わせの提案など

いろいろなお話をさせていただこうと思います。

 

 その日は1日、カラマツの製品の展示やワークショップなどもあり、

盛りだくさんな内容です。

 ご都合のつく方はぜひ長野県佐久市佐久平まで、ぜひお越し下さい。

会場はJR佐久平駅前 佐久平交流センターで入場無料です。

 

 皆様とお会いするのを楽しみにしています。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

==========================

未来をつくる土の建築/ Eartharchitect

遠野未来建築事務所   遠野未来

Tono Mirai architects        Tono Mirai

e-mail:   nest@tonomirai.com 

URL:      www.tonomirai.com

FB: https://www.facebook.com/eartharchitect/

==========================

 

Posted by 遠野未来 at 17:47 | ■カラマツ プロジェクト | comments(0) | trackbacks(0)

■カラマツプロジェクトと北相木村の赤土 / Kita-aiki Village red clay in Nagano Pref. Japan. and Pine trees.

 

●現在、長野県佐久地域のカラマツ材アピールのためのコンテナプロジェクトが進行中で現在工務店さんにお見積りをまとめていただいています。

 

 主体はカラマツですが、その中に土壁や土のプロダクトをいくつかつくりたいと考えています。

先日北相木村にいい粘土があるというので行ってきました。

 村の土地ということで少量の採取はOKとのことでしたが、いい色の赤土でした。

IMG_8792.jpgIMG_8812.jpgIMG_8801.jpg

IMG_8804 2.jpg

 

 粒度のある部分もあり、塗り壁とともに版築にも使うことができるか

テストしてみたいと思います。

 

ぜひ今後 土とカラマツ で何ができるかご紹介させていただきます。

 

■ 北相木村の山々と植林後の苗木 / Pine trees and seedling

01.jpg02.jpg

IMG_8786.jpg

 

 緑の山の写真は過半数がカラマツといわれる北相木村の山々と春に私も参加させていただいた植林後の山の風景です。うれしいことにカラマツの苗木が枯れずに根付いていました。

使える木になるまでは何十年もかかりますが、次の代に向け育つことを願っています。

 

==========================

未来をつくる土の建築/ Eartharchitect

遠野未来建築事務所   遠野未来

Tono Mirai architects        Tono Mirai

e-mail:   nest@tonomirai.com 

URL:      www.tonomirai.com

FB: https://www.facebook.com/eartharchitect/

==========================

 

 

 

 

 

 

Posted by 遠野未来 at 15:36 | ■カラマツ プロジェクト | comments(0) | trackbacks(0)

■北相木カラマツプロジェクト 男目線の猫食台/ Kita-aiki Village Pine tree project:  Cat dining table from male viewpoint

●長野県北相木村のNPO村産材を使う会と地場のカラマツを使った建築やプロダクトのデザインをいろいろ企画しています。

 

 前回のShell House/もりのいえのテーブルに続き第2弾として「猫の食台」のプロトタイプが出来たので、ご紹介させていただきます。

IMG_8707.jpg

■なぜ「猫の食台」か?

 

 ユーザーの方が手に取りやすい価格帯の小物のプロダクトを企画する中で、会の理事長の畑中幸児さんが猫を飼い始め、「男からみてカッコいいと思う猫グッズがない。」という実感から。

 

そのご意向を踏まえ、木と鉄の組み合わせ、数々ある先例にないものをと今回の形状になりました。

 

Z型に鉄を折り曲げたものです。

 

幅の広いものと狭いものを2つつくりました。

IMG_8588.jpg

IMG_8593.jpgIMG_8596.jpgIMG_8607.jpg

 

今後は実際、猫に使ってもらい、高さや角度の様子を見ながら調整したいと思います。

 

 またこれと異なる脚だけのシンプルなものも企画中です。

9/21に佐久のイベントで他の製品とともにお披露目予定です。

どうぞよろしくお願いします。

 

#猫食台、#カラマツ、#Cat table,

==========================

未来をつくる土の建築/ Eartharchitect

遠野未来建築事務所   遠野未来

Tono Mirai architects        Tono Mirai

e-mail:   nest@tonomirai.com 

URL:      www.tonomirai.com

FB: https://www.facebook.com/eartharchitect/

==========================

 

 

 

 

 

 

 

Posted by 遠野未来 at 18:36 | ■カラマツ プロジェクト | comments(0) | trackbacks(0)

Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< October 2019 >>

Profile

Bookmarks

Recent Entries

Categories

Archives

Recent Comments