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■ドノウが直す 命の道路
 ● 今朝の朝日新聞で土嚢(どのう)を使った道路整備の技術が、アジアやアフリカで広がっている という記事が掲載されていました。知人の建築家 安田治文さんからこの話を聞いていましたが、はじめて内容がわかりました。

 指導するのは京都大学の木村亮教授が理事長を務めるNPO道普請人。
記事によると「土嚢袋に砂利を入れ木製の道具でたたく。それを積んで道にする」・・・それだけです。

 途上国では未舗装の道路迄 援助が行き届いておらず、大雨のたびに地域の人たちの現金収入の道が閉ざされていたという。アスファルト舗装の1/20のコストで、地域の人が自分たちでできる。土嚢が破けたらまた地域の人たちで直せばいい。 

「ほんまもんの研究者は、簡単な技術で人々を幸せにできる」
 
その信念で活動されているようです。

 このことばに共感します。同じ志で自分も「土の家」をやっていきたいと思います。

Posted by 遠野未来 at 09:05 | ■土の建築・土壁・左官 | comments(0) | trackbacks(0)

■土地の力とダウジング バウビオロギーセミナー
 ● 時間が経ってしまいましたが、なかなか紹介できなかった3月のバウビオロギーセミナー
のダウジングの様子をご紹介します。
 
 このセミナーが軽井沢で行われたのは3/5,6で震災の前の週でした。講師のドイツの建築家ヴォルフ・ブランクさんは2日目、セミナー内容を変えて「土地の力」の話を長くされました。日本に滞在し何かが起きる予感がしたのかもしれません。
 日本で不安定なかたちのある美術館を訪れたとき「人に不安を与える形状は良くない」と言われていたそうです。
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 ダウジングはドイツではバウビオロギーの建築家が建物を建てるとき、かなり一般的にその土地の磁場を見るのに使われているそう。測定する装置はいろいろな形状があります。
中央がブランクさん。
 人によって測定装置の反応が違いますが、その地面の下に何かがあるとその測定棒が反応するという訳です。迷信と思う事なかれ。今回、ブランクさんは土地の木の形状、木の成長の仕方を見て、おそらくこのあたりの下に地下水脈があると予測しました。
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 反応して上に上がる測定器
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 このタイプは
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 反応すると人によって開いたり、閉じたりする
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 銅を折り曲げた棒でも測定可能
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 閉じた状態

 みんな外に出て土地の反応を見ていると、ブランクさんがこの木の下あたりを水脈が通っていると行った場所で、ほとんどの人の測定器に反応があり、驚きました。

 ただし、ブランクさんによるとダウジングに関しては、非常に高い見識が必要で、中途半端な知識でその結果を判断するべきではない。とのこと。

 地磁場が悪いところへの対策も炭を埋めることを始め、いくつか方法があり、奥深い世界です。自分も、これから土地を見る方法の一つとして参考にしてみたいと思います。

Posted by 遠野未来 at 21:54 | ■エコロジー・環境・バウビオロギー | comments(0) | trackbacks(0)

■瀬戸しっくい サンプル
 ● サンプルが届きました。
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 杉の木摺 15mm、砂しっくい2度塗りで15mm 計30mmが標準仕様。
 さらに仕上げるのは自由。壁倍率5倍の強度があるとのこと。
 石膏ボードに変わる建材になり得るか? いろいろ試してみたいと思います。

Posted by 遠野未来 at 12:01 | ■土の建築・土壁・左官 | comments(0) | trackbacks(0)

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