2011.04.29 Friday
■ドノウが直す 命の道路
● 今朝の朝日新聞で土嚢(どのう)を使った道路整備の技術が、アジアやアフリカで広がっている という記事が掲載されていました。知人の建築家 安田治文さんからこの話を聞いていましたが、はじめて内容がわかりました。
指導するのは京都大学の木村亮教授が理事長を務めるNPO道普請人。
記事によると「土嚢袋に砂利を入れ木製の道具でたたく。それを積んで道にする」・・・それだけです。
途上国では未舗装の道路迄 援助が行き届いておらず、大雨のたびに地域の人たちの現金収入の道が閉ざされていたという。アスファルト舗装の1/20のコストで、地域の人が自分たちでできる。土嚢が破けたらまた地域の人たちで直せばいい。
「ほんまもんの研究者は、簡単な技術で人々を幸せにできる」
その信念で活動されているようです。
このことばに共感します。同じ志で自分も「土の家」をやっていきたいと思います。
Posted by 遠野未来 at 09:05 | ■土の建築・土壁・左官 | comments(0) | trackbacks(0)