2011.05.30 Monday
■しっくいとガラス・・・涙型照明完成
● 長い準備と試作を経てやっと完成です
全景
吹きガラスによる涙型照明 熱抜きを兼ねたパンチングのステンレスの金物
吹きガラスを何個も作って試作を重ね、金物を検討しやっとできたガラスの照明。
我々も頑張りましたが、今回はお施主さんKさんの執念のような妥協なき姿勢に引っ張られました。
何事も既製品でお金と時間をかけずに済ますことの多いご時世、照明一つにコストをかけ半年以上時間をかけて手作りする機会はなかなかありません。
イメージを現実の形にすることの面白さ、難しさを知ることのできた貴重な経験でした。
このような機会を与えてくださったオーナーKさん、辛抱強くガラスをつくってくださったテクノスの阿部孝史さんに心から感謝します。
左官とガラス、土とガラス・・・現代空間における新たな表現の可能性・・・
又機会があればぜひ挑戦してみたいと思います。
Posted by 遠野未来 at 21:08 | ■土の建築・土壁・左官 | comments(0) | trackbacks(0)