BLOG用01.jpg
●ウエールズ/ 日本のサスティナブル デザイン展 オープニング

 3/30 夜オープニングレセプションが行われました。

CIMG0618.jpg

会場であるルシン クラフト センターのあるルシンという町はロンドンから電車で2時間、さらに車で40分ほどの古都。落ち着いたいい町です。

======================

 レセプションには日本大使館やブリティッシュ カウンシルをはじめ、100人以上の人が訪れ、盛況に行われました。自分はイギリスで何度か展覧会を行っていますが、オープニングはいずれもたくさんの人が集まり華やかに行われ、アートや建築が文化として根づいていることを感じさせます。

CIMG0613.jpg

 この企画は3年以上かけて準備が行われ実現したもの。日本から約10組のクラフトや建築の作家を集め、20人ほどが実際こちらに来ています。その渡航費や制作費を想像すると、厳しい経済状況と震災を乗り越え実現させたキュレーターのマイケル ニクソンさんの尽力はすばらしい限りです。


 印象的なスピーチがありました。日本とイギリスの文化は互い交流しながら、補完しあう関係にある。イギリスの文化は、特にアートはその傾向が強いのですが、コンセプチャルなものから、時代の流れは「伝統技術と物語性」へと変わってきている。その流れの中で、今回の展覧会は意味を持つものだと思います。


 アウェイの視点から日本を見直し、日本で生かすこと。そんなきっかけになればと思っています。


Posted by 遠野未来 at 20:47 | ■土の建築・土壁・左官 | comments(0) | trackbacks(0)

●ウエールズでの展覧会「日本のスタイル:持続可能なデザイン」オープン
●今日から展覧会オープンです 。
 昨日遅くまで作業を行い、ほぼ準備完了
http://www.japanseasonwales.com/
CIMG0603.jpg

CIMG0604.jpg

CIMG0602.jpg

CIMG0587.jpg
 
CIMG0589.jpg
 今日オープニング レセプションがあります。

 建築とクラフトの作家約10組の展示。
日本でも、なかなかお目にかかれない充実した内容です。6月まで続きますのでヨーロッパに来る予定のある方はぜひお越しください。
 
 自分は展示だけでなく、これから1月ここに滞在して、ウエールズの土と木を使いシェルターを制作します。制作風景もそのまま公開予定です

 内容は追ってお伝えしていきます。


Posted by 遠野未来 at 17:49 | ■土の建築・土壁・左官 | comments(0) | trackbacks(0)

■新プロジェクト・・・軽井沢木造シェル計画
 ●今日は、新作のプロジェクトのご紹介です。
今回のウエールズの展覧会でも展示する、木造シェルの別荘です。
02.jpg
 このかたちを木造でつくります。
 
 木造ドームはこれまで例がありますが、片側がオープンになっている木造シェルはおそらくありません。現在、構造とコストの検討を行ない、実現に向け設計を進めています。屋根は今のところ銅板葺の予定。中は土壁としっくいで考えています。
05.jpg
 一本の柱でシェルの屋根を受けます
04.jpg
 鳥瞰。手前に用水路が流れています。 
03.jpg
 道路側に閉じ、水路側に開く木造シェル

 これから実現に向け、かなり紆余曲折があると思いますが「未知」の世界に挑戦してみたいと思います。お楽しみに。

Posted by 遠野未来 at 23:09 | ■土の建築・土壁・左官 | comments(2) | trackbacks(0)

Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
<< March 2012 >>

Profile

Bookmarks

Recent Entries

Categories

Archives

Recent Comments