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■版築と草屋根 ・・・前工大 版築シェルター
●まだ未完ですが、前橋工大の版築シェルターの俯瞰です。
草屋根と版築を組み合わせ、温熱効果を計ります。
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 このプロジェクトの主任の石川恒夫先生と話し、せっかくやるなら屋根も草屋根にしようと、やってみました。・・・版築はまだ乾いていませんが、先日の35度あった日でも中は涼しく感じました。

 今後ガラスやドア、雨樋などを付ける予定です。

Posted by 遠野未来 at 17:25 | ■土の建築・土壁・左官 | comments(0) | trackbacks(0)

■前工大WS/ 版築と草屋根 振り返り
 ●版築と共に草屋根もやって見ることに
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 大学2年生の生徒たちですが、はじめて自分でつくったものがかたちになった経験をしてとてもうれしかったと思います。TAの中野くんも「型枠を外した日は興奮して、みんなで飲みに行きました」と。・・・

 今回このワークショップの授業では絵やデザインが上手い子たちはむしろ控えめで配合や施工のチェックにまわり、1年生のデザインの授業ではあまり目立たなかった子たちが場を盛り上げたり、率先して作業したりと各自の役回りを自然に判断して場ができていったのを見れてよかったです。

 建築は一人では出来ないのを肌で感じたのではないでしょうか。

ぜひ、この経験を生かしてこれからもがんばって欲しいと思います。

Posted by 遠野未来 at 09:45 | ■土の建築・土壁・左官 | comments(0) | trackbacks(0)

■前工大・版築の実験棟/ 内部空間と光
 ●6月から行なっていた版築実験棟づくりの授業が終了。
まだ全体は完成していませんが、型枠を外した内部空間の様子です。
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 左右に光を入れるスリットがあり、西日が入った様子です。
壁厚450mmの壁が3面立ち上がるとやはり迫力があります。3つの壁はそれぞれ土と石灰の配合を変えてあり、経年変化の様子を見ます。
 まだ乾燥途中。触っても手につかないほど、ぴしっとできている。
  一部 赤土で遊んでみた
 高崎駅前で日本を代表する陶芸家・濱田庄司の展覧会をやっていて、帰りにたまたま立ち寄りました。今までなかなか本物の作品を目にすることがなかったのですが、やはりとても説得力がありました。
 
 展示されていた印象的な言葉。(活動していた)益子よりもっといい土があるのになぜそこを拠点にするのか?と聞かれ、

 「自分は一流の土を使って二流の作品をつくるより、二流の土を使って一流の作品をつくることを目指している」

 土の良し悪しではなく、どうその場の土を使うか? 素材を生かすも殺すもその人次第。
自分も土でもっといろいろ試してみたいと思います。

Posted by 遠野未来 at 19:41 | ■土の建築・土壁・左官 | comments(0) | trackbacks(0)

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