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■プリスクール 掘り込みベンチと適切な段差
 ● 竣工後半年経ち、このように使っていただいています。
 窓越しに少し外も見えるようにしていただきました。
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  床の段差は130mm,ベンチ段差は245mm.

 この13cmは大人にとっては小さな段差ですが、1、2歳のこどもにとってマジックナンバーのようでちょうど座って動ける高さ。
 靴を脱いだりするのもいい高さで、入り口の下足部分も13cmで設定しました。

Posted by 遠野未来 at 16:56 | ■こどもの家 | comments(0) | trackbacks(0)

■家づくりに敷地の木を使う
 ●現在設計を行っている木造の別荘の敷地は100坪未満と小さいながら建ぺい、容積とも20%という厳しさで道路と敷地後退も決まっており、建物を建てるためにはやむなく何本か既存の木を間伐する必要がありました。
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 木を切らざるを得なかったことに今も心が痛むのですが、それならその木をできるだけ建てる家に使おうと1年以上敷地で皮を向き乾燥させておきました。

 今週敷地に行き工務店さんと検討したところ、2本は表しの丸太として、他は階段の踏み板とテーブルとカウンターの天板として、端材も土壁の下地の木摺として使えるということです。

 今回のように敷地の中に木が生えていたり、工期があったりという条件でないとできないことですが

      「持ちこまない、持ち出さない」

という、その場でしかできない家づくりとして、ぜひその木を使ってみたいと思います。

Posted by 遠野未来 at 10:42 | ■Shell House/もりのいえPROJECT | comments(0) | trackbacks(0)

■自動調査機によるSS式地盤調査
 ●もりのいえPROJECTで2回めの地盤調査を行いました。
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 SS式とはスエーデン式サウンディングの略で、地表から25cm刻みで金属棒を沈めたときの半回転数と荷重で地盤の硬さを見る方法。
 
 現在の住宅の地盤試験では簡易的で一般的な方法ですが、これも機械式(自動式)と手動式(半自動式)があります。

 手動だと調査の方の手触りと勘という経験値も加わる。機械に頼ると機械の精度により結果が左右される・・・と調査会社の方針でどちらの方法もありますが、今回お願いしたところは全自動の機械式で行いました。

調査の方が音の様子で地盤を把握しながら、機械に測定してもらうという感じでした。

 通常は5つの点で地盤を判断しますが、今回は変形平面なので6つの点をお願いしました。前回の半自動式と敷地内で取った点は異なりますが、速報によるとほぼ同じ結果が出た模様で地盤改良はおそらく要らない見込みです。

 この結果を元に最終的には第3者期間による地盤保証を出してもらい、建物全体のかし担保保証に含めることになります。

Posted by 遠野未来 at 21:29 | ■Shell House/もりのいえPROJECT | comments(0) | trackbacks(0)

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