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■5/29 土壁セミナー キックオフ
 ●会の中心である高橋昌巳さんに講師をお願いし、ご自身の30年に渡る土壁の家づくりでわかったことを2時間、休みなく話していただきました。

 その土壁の建築の多彩さと知見、そしてそのパワー・・・まさにキックオフにふさわしい会でした。
 ご参加頂いた方との「日本の家は本来どうあるべきか?」に対する真剣な議論もとても刺激になりました。
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 第1回は6/16 高橋さんの住まいの見学会、
 第2回は6/25(木)私、遠野未来が「土という素材の多様な表現法」というテーマでお話させていただきます。 

 皆様ぜひご参加ください。
 詳しくはこちらからお申込みお願いします。

 どうぞよろしくお願いします。


Posted by 遠野未来 at 11:22 | ■土の建築・土壁・左官 | comments(0) | trackbacks(0)

■土壁とTsuchikabe ・・・ 残るものと残すもの
 明日5/29からいよいよ、1年間のリレー土壁セミナーがはじまります。

土壁に関し、毎月昼・夜セミナーや見学会を1年間行うというはじめての試み。

住み手-設計者-つくりてが一緒になってつくる住まいをめざし、様々な出会いの場になれるようしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

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今日はセミナーをスタートするにあたり、土壁と左官の状況についていくつかご紹介させていただきます。


 まず「日本の伝統工法と左官技術」を 「ユネスコの無形文化遺産」 に登録する運動が始まっています。(詳しくは日本左官会議のブログでこちらをどうぞ。)

http://www.sakanjapan.com/blog/?p=465

その運動に呼応して左官の挾土秀平さんが 構想日本のメルマガに

『必ず本物は残る』というずれた認識」という一文を書かれています。

http://www.kosonippon.org/mail/detail.php?id=710

 詳細はリンクページをお読み頂きたいのですが、いずれにしても日本の建築の状況は『必ず本物は残る』というよりもっと厳しく、



   伝統工法も左官技術も「残そうと活動しなければ残らない」



という状況まで来ている、というのを是非皆さんに知っていただければと思います。


 一方そんな中で最近、海外から日本のTsuchikabeの歴史やつくりかたについて知りたい・・・というメールを頂きました。

 もちろん英文なのですが、表記が英語のMud wallではなくTsuchikabeというのがうれしいです。もしかすると海外にもTsuchikabeということばを知っている人がいるのでは・・・と思いました。


 日本の中で現代の土壁の生かし方を考え、それを日本そして海外にも発信する 


それをめざし、皆様と1年間ご一緒させていただきたいと思います。


どうぞよろしくお願い申し上げます。


2015.05.28

まちなかで土壁の家をふやそうの会  遠野未来

(写真:長屋門土壁 設計:高橋昌巳)

Posted by 遠野未来 at 22:54 | ■土の建築・土壁・左官 | comments(0) | trackbacks(0)

■ 祝! 増田一眞先生 「日本建築学会教育賞」受賞
 ●当事務所でもお世話になっている 構造家の増田一眞先生がこのたび「日本建築学会教育賞」を受賞されました。心から祝福させていただきます。
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「構造設計者としての実績を踏まえた木構造設計に関する社会的教育の長年の実績」が対象で、大学教員以外では初の教育賞受賞とのことです。

 長年日本建築の木構造と伝統構法のすばらしさを訴え、社会的にアピールされてきた増田先生。私にとっても日本の木構造の可能性に目を開かせていただいた恩師で、多くの知見と刺激を頂いています。

 これからもお元気で、末永いご活躍を心からお祈りしています。

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写真:みらいのいえ 建て方時の大黒柱

Posted by 遠野未来 at 13:26 | ■木の建築・伝統工法 | comments(0) | trackbacks(0)

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