Posted by 遠野未来 at 11:22 | ■土の建築・土壁・左官 | comments(0) | trackbacks(0)
土壁に関し、毎月昼・夜セミナーや見学会を1年間行うというはじめての試み。
住み手-設計者-つくりてが一緒になってつくる住まいをめざし、様々な出会いの場になれるようしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
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今日はセミナーをスタートするにあたり、土壁と左官の状況についていくつかご紹介させていただきます。
まず「日本の伝統工法と左官技術」を 「ユネスコの無形文化遺産」 に登録する運動が始まっています。(詳しくは日本左官会議のブログでこちらをどうぞ。)
http://www.sakanjapan.com/blog/?p=465
その運動に呼応して左官の挾土秀平さんが 構想日本のメルマガに
『必ず本物は残る』というずれた認識」という一文を書かれています。
http://www.kosonippon.org/mail/detail.php?id=710
詳細はリンクページをお読み頂きたいのですが、いずれにしても日本の建築の状況は『必ず本物は残る』というよりもっと厳しく、
伝統工法も左官技術も「残そうと活動しなければ残らない」
という状況まで来ている、というのを是非皆さんに知っていただければと思います。
一方そんな中で最近、海外から日本のTsuchikabeの歴史やつくりかたについて知りたい・・・というメールを頂きました。
もちろん英文なのですが、表記が英語のMud wallではなくTsuchikabeというのがうれしいです。もしかすると海外にもTsuchikabeということばを知っている人がいるのでは・・・と思いました。
日本の中で現代の土壁の生かし方を考え、それを日本そして海外にも発信する
それをめざし、皆様と1年間ご一緒させていただきたいと思います。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
2015.05.28
まちなかで土壁の家をふやそうの会 遠野未来
(写真:長屋門土壁 設計:高橋昌巳)
Posted by 遠野未来 at 22:54 | ■土の建築・土壁・左官 | comments(0) | trackbacks(0)
Posted by 遠野未来 at 13:26 | ■木の建築・伝統工法 | comments(0) | trackbacks(0)