●講師として参加させていただいている前橋工課大のワークショップの授業「版築シェルターづくり」の様子が今年6/20新建ハウジングと7/18付上毛新聞に紹介されました。建築専門新聞と地方誌ですが、新たな風は地方から・・・ということで。
この4年で4つ版築の小屋をつくりましたが、いい意味でも悪い意味でも毎年「精度がばらばら」で、版築の壁を安定してつくるにはマニュアル化が必要と痛感しました。出来はともかく、学生たちに土の家がある・・・ということを知ってもらっただけでも良かったと・・・大きな目で考えています。
最終日に学長さんが来てくださって「この小屋は壊さず残そう」といってくださいました・・・
今年で授業は一段落し、その成果を9月に日本建築学会の全国大会で前橋工課大のチームで発表する予定です。来年以降は「土の家」が少しでも社会の実際の役に立てるよう、新たな展開をしたいと思っています。
Posted by 遠野未来 at 20:35 | ■土の建築・土壁・左官 | comments(0) | trackbacks(0)