2015.08.27 Thursday
■土壁の材料 縄とスサ
●8/8のワークショップのご指導を頂いた加藤左官工業さんに見せていただいた、土壁下地の竹小舞をしばる縄と土の割れ止めに使うスサ(ツタ)の種類。
麻、シュロ、藁・・・といろいろな種類があり、使い勝手や場所により使い分けます。
ここにはありませんが、磨きの壁には紙も使います。
土壁をつくるには土の入手だけでなく、その材料となる竹と藁を始め他の入手も考えなければならない・・・それをどの時期に準備してどうやって手に入れるか・・・
それを考えていくと「日本の農業」・・・そして最終的には「地球全ての循環」まで考えることになります。
土から考えるということは、大きな世界に触れること。そこに気づいた時、家づくりだけでなく、全てのものに対する意識が変わるはずです。
そこにハマると土でなければ・・・という意識が出て来ます。
Posted by 遠野未来 at 13:47 | ■土の建築・土壁・左官 | comments(0) | trackbacks(0)