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■ 2017 残暑お見舞い申し上げます。

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● 雨が多かった今年の夏も終わりをむかえました。

 

まだまだ暑い日が続きますが、皆様のご健康とご多幸を心からお祈り申し上げます。

 

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

遠野未来建築事務所   遠野未来

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遠野未来建築事務所   遠野未来

Tono Mirai architects        Tono Mirai

〒389-0115

長野県北佐久郡軽井沢町大字追分961-27

27-961,Oiwake Karuizawa-machi,Nagano Pref,Japan 389-0115

 

TEL      0267-31-6264 

FAX      0267-31-6265

e-mail:   nest@tonomirai.com 

URL:      www.tonomirai.com

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Posted by 遠野未来 at 08:24 | ■ごあいさつ | - | -

■ 土の建築家 ハッサン・ファトヒ- ・・・土の建築と for the poor

■ ハッサン・ファトヒ- (1900-1989)はエジプトの建築家 近代建築を踏まえながら

日干しレンガなど母国の伝統技術を使い土の建築をつくり続けた。

 

おそらくエジプトの国民的英雄だったことと思います。

土建築における最大の建築家かもしれません。

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 彼のことば

 

 Build your architecture from what is beneath your feet.

 (自分の足元にあるもので建築をつくれ)

 

・・・これぞ土の建築のコンセプト。

 

1969年に出版された Architecture for the poorはエジプトの郊外の村の集落の建物を

鉄とコンクリートを使わず土でつくった記録です。

 

For the poor という言葉が重い。

 

土建築の先達に敬意を表します。

 

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詳しくは

土とこどもの家をつくる設計事務所

遠野未来建築事務所 URL:   www.tonomirai.com

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Posted by 遠野未来 at 22:02 | ■土の建築・土壁・左官 | comments(0) | trackbacks(0)

■土建築の未来と 全長130mの版築・・・マーティン・ラオホ パッシブデザインの版築壁

●先日お伝えした 前橋工大の版築の授業のブックレットですが、

現在の予定タイトルは ズバリ

 

 「版築 - 土建築の未来」 分野横断型建築教育の実践

 

になりそうです。(ちなみにこれは私がつけたわけではありませんが・・・。)

 

 私としては土の建築として、「版築だけ」が「未来」で素晴らしいということではなく、

我々の試行錯誤の版築への取り組みをきっかけとして、

塗り壁を含めた「土の建築の可能性」を知ってほしい・・・ と思っています。

 

 

■130Mの版築の壁・・・フェルトキルヒの病院

 

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 こちらもその本で掲載予定の事例。版築の代表例の一つでオーストラリアの版築マイスター マーティン・ラオホ氏が

手がけた長さ130mx高さ6.5mの版築壁。125M3、250トンの土が使われているとのこと。

 

 6年前実際行ってみて、とにかくその土の量感に圧倒されました。

建築というより古代遺跡のスケールです。

 

 それととともに、版築壁をガラスと組み合わせ、太陽熱を利用するパッシブデザインの蓄熱体としてつくられているのが素晴らしい。(直接蓄熱体に太陽光を当てて蓄熱させる手法を ダイレクトゲイン といいます。)

 

 ここ数年日本でパッシブデザインを利用する様々な試みが行われていますが、これがつくられたのが1993年。

なんと24年も前。

 

 日本の我々が知らなかったところで土の建築の復興がヨーロッパで20年以上前から行われていたということになります。

特に土の蓄熱を活かした現代的なガラスと土の組み合わせは私が一番興味があるところですが、

この例はその典型で、まさしく「これからの時代の建築」といえるのではないでしょうか?

 

 日本も負けていられないところ。

土の建築を現代日本に合うやり方で、ぜひ皆様と一緒に実践して行きたいと思っています。

 

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PS 写真は7月。夏はガラスに対しスクリーンが閉められるようになっています。

 

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Posted by 遠野未来 at 21:26 | ■土の建築・土壁・左官 | comments(0) | trackbacks(0)

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