●女川の土の荒壁塗りが終了しました。
板倉の壁(杉板30ミリ)に5ミリほど浮かせて木摺板を貼り、その上から荒壁を塗りました。
現場近くの山から掘った土です。
今回の土壁部分は2階棟の入り口回りだけですが、やはり感じが「ガラリ」と変わりました。
写真は階段部分で、1・2階をつなげて塗った部分です。
●荒壁とヒビ
写真は塗って3日ほど経った様子ですが、ヒビが見えています。
念の為ご説明すると、土壁の最初の下塗り=荒壁 は土に砂を入れないため土の収縮でとヒビが出てきます。
これが正解です。中に入れてあるワラと土が反応し、濃くなる部分もあります。
割れ具合は土の粘性次第ですが、今回一部荒壁のまま仕上げる部分をつくる予定です。
乾くのに1ケ月かかることを考えるとギリギリのタイミングですが、
乾き具合を見たいと思います。
#荒壁、#土壁、#Earth Plaster
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Posted by 遠野未来 at 17:10 | ■3.11復興プロジェクト | comments(0) | trackbacks(0)