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■オープン・キッチンの保育園
 ●ある企業さんの認可保育園の設計がスタートしました。
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 まだラフなレイアウトの段階ですが、今回是非実現してみたいのは
・・・・オープン・キッチン。・・・最低でも「厨房の中が見える保育園」。

  ランチルームから厨房の中が見え、子どもたちが料理の様子が分かったり配膳を手伝ったり、ときには料理を手伝ったり・・・キッチンは食育という意味からとても重要です。
 保育室にも料理している音やにおいが届くような・・・そんな園をつくりたいです。

 隅に追いやられていたキッチンを保育園の中央に据える。・・・こんな保育園がぽつぽつ出てきています。
 今回は認可保育園なので法規上役所の厳しい指導が入りますが、どこまで可能かやってみたいと思います。

Posted by 遠野未来 at 18:19 | ■保育園建築 | comments(0) | trackbacks(0)

■耐火建築物の保育室にどれだけ木材が使えるか?
 ● ある保育園の設計のお話があり、以前から気になっていた耐火建築物のビルの中の保育園で保育室にどれだけ木材が使えるか調べました。

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 まず建築基準法施工令114条により、保育園などの児童福祉施設は防火上主要な間仕切りを準耐火構造とし、小屋裏・または天井裏まで達するようにとしなければなりませんが、 

  平成12年建築告示1439号などによると 内装制限としては

 居室は難燃材、避難経路・火気使用室は準不燃材が要求され、居室である保育室の天井は準不燃材、壁は難燃材が要求されます。

その中で 壁に使える木材を使った難燃材とは・・・・

1 火炎伝般を著しく助長するような溝を設けないもの。(細かい寸法規定あり)
2 0) 25mm以上の木材
  1) 10mm以上の木材 ・・・壁内部で火炎伝般が防止できるよう配置された部材に取り付けたり、難燃材の壁に取り付けたもの。
  2) 10mm以下の木材・・・難燃材の壁に取り付けたもの。

ということ。さらに、日本建築行政会議編集の「建築物の防火避難規定の解説」によると、 
 柱・壁面積の1/10以下は木材は使用可能とのことで、木の柱や梁を部分的に使うことは可能です。
・・・・・・・・
  と、ここまで調べて大きなハードルに出会いました。

 保育室が、1・2階にある場合はいいのですが、3階以上にある場合は 保育室の仕上げを不燃材でつくれ という規定が、児童福祉法の最低基準にあります。
 建築基準法上はよくても、児童福祉法上はだめなら、使えない。・

 このあたりは役所と検査機関の判断にもよってきそうです。
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・・・以上の規定を元に、ビルの中の保育園でも木を使った内部空間を提案していこうと思います。

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 写真: 矢向つぼみ保育園  設計:遠野未来建築事務所

Posted by 遠野未来 at 14:03 | ■保育園建築 | comments(0) | trackbacks(0)

■NAGAYA保育園 スケッチ
 ●食育を重視し、厨房とホールを中心に保育室が枝分かれする案
 厨房とホールが曲線で表裏一体をなし、そこを中心に空間が奥に広がっていく・・・

Posted by 遠野未来 at 18:32 | ■保育園建築 | comments(0) | trackbacks(0)

■ 保育園 あるいは 鏡の間
 ● 今日 ある保育園を見学に行き、とても面白い空間がありました。 スケッチするとこんな感じです。
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 あるビルの1階の横長に約40mある保育園。

 中央に玄関があり、その左右に5つの保育室が並んでいます。 そこにまったく同じ大きさの大きなガラス窓が明けてある。 30m以上奥から奥まで、ガラス越しに建物全体を串刺しに見渡せ、どの部屋からも玄関に誰が来たかわかる・・・という空間。 まさしく 鏡の間

 そして、その窓はこどもの顔より上に空けてあり、こどもたちは人が来たことにより集中力が途切れることがないよう 配慮されていました。

 これは、色や形のデザインというより空間構成の勝利ですね。・・・・建築の空間ってこういうことができるから本当に面白い・・・・と改めて思いました。

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 自分も、空間を奥まで見渡せる構成をしたことがあります。若気の至りですが、15年以上前の店舗です。 
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  dining bar hana (1994) 設計:遠野未来

 ガラスの破片を花や森に見立て、その重なりが奥まで連なる・・・というお店の外から中を見た部分です。

 先ほどの保育園より、デザイン的ですが・・・このような構成は空間の奥行きを見せる手法の一つです。 さまざまな建築空間の構成のマジック・・・・はまると抜け出せない魅力があります。

Posted by 遠野未来 at 21:29 | ■保育園建築 | comments(0) | trackbacks(0)

■NAGAYA 保育園  認可夜間保育園とは?
 ● 原則として基本保育時間午前11時〜午後10時までの11時間。
 昼食および夕食の2食を提供する施設。国で午前午後7時間の延長保育が認められているので、24時間保育も可能。
 園庭は近くに公園があれば敷地内になくてもよい・・・などいろいろな点で昼間の保育園と違うようです。
 
 認可夜間保育園は現在全国77カ所しかなく、一方、ベビーホテルは1,756箇所。
(保育通信 2010.8.1号による)現在 宿泊・深夜の対象児童が全国6,000人もおり、夜間保育園の定員を20人とするとベビーホテルの解消には緊急に全国で300カ所必要ということになる。・・・是非を問う以前に緊急に必要とされていることに間違いはないようです。

 
 調べてみると鹿児島市ではまだなく、今後認可を受けるには市や県との交渉が必要。
・・・ということで実現可能か?今週再度新宿のエイビィシィ保育園にお話をうかがいにいくことに。
 
 一方、クライアントの堂園先生と先日打ち合わせしたプランでは、
・子どもたちが外に出れる広いテラスがほしい、
・夜お母さん方が添い寝できる部屋があったらどうか?
・お年寄りや学童との交流の場は?
・建物一階の自然食レストランから食事を運ぶことも考える、
・できれば全フロア 畳がいい・・・
・学童はいろんな遊ぶメニューがある塾みたいな感じにできないか?・・・

 と、いろいろなアイディアが出されました。
 どこまでできるかはこれからですが、いずれにしても、夜間保育園を前提にプランニングしていこうと思います。今週また先生が鹿児島から来られて、東京で打ち合わせがあります。・・・・

Posted by 遠野未来 at 18:27 | ■保育園建築 | comments(0) | trackbacks(0)

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