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モデル・スタディ、概算見積り


 2008.09.02 みらいのいえ 概算見積り工務店打合せ
 
 モデル・スタディと平行し、工務店に概算見積りを出していただくよう依頼。

 今回、形状がやや複雑なのと、屋根・階段等緑化・防水部分が多いことから最初に概算の見積りを工務店に依頼し、再度内容をつめることに。
 また今回は、以前より興味のあった、金物を極力使わない木造伝統工法も視野に入れて、木構造事務所にも検討を始めていただいているところ。
 ・・・是非チャレンジしてみたい。
 
 モデル・スタディとしては、庇の表現が重いのと2Fこども部屋と階段周りの壁が圧迫感があり、そこをガラス張りにするなど変更中
 
 



Posted by 遠野未来 at 06:51 | ■設計・現場 | comments(0) | trackbacks(0)

土壁サンプル
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 岩手のエコキャビンの内外壁用の土壁のサンプルを京都の左官・佐藤ひろゆきさんにつくっていただいた。

 今回は岩手の地元の左官さんに工事をお願いするので、単なる仕上げだけでなく、下地から分かるようにサンプルをつくった。

 一つは木摺下地といって杉の 小割板(約40X7mm)を隙間を開けて貼り、そこに砂しっくい、中塗り土を塗り、はんだ(土+しっくい)で仕上げたもの。
 もう一つはラスボード(穴あき石膏ボード)に石膏を塗り、中塗り土とはんだ(土+しっくい)でしあげたもの。
 サンプルを見ただけでも4〜5工程あり、土壁は手をかけて仕上げるものということが、よく分かる。

 ラスボードが出る前は、竹小舞と共に、木摺りが使われていたが、木を細かく下地に張っていく手間がかかるため、ラスボードに取って代わられた。
しかし、ラスボードは土に還らないので、今回のエコキャビンでは土に還る木摺下地を使いたい。それで曲面の壁を作るので、地元の左官さんはしり込みしている。 自分でもはじめての試み。

 今後試作を重ね、何とか木摺の曲面壁を実現させたい。

 写真:土壁サンプル。木摺下地とラスボード下地

Posted by 遠野未来 at 10:38 | ■設計・現場 | comments(0) | trackbacks(0)

エコキャビン建方


 先週エコキャビン 第2回建方が終了。 柱と屋根が立ち、ようやく全体のかたちがみえてきた。大工さん雨の中の作業お疲れ様でした。

 工事はやっと本番を迎えます。10月まであと少し、みなさんがんばりましょう

Posted by 遠野未来 at 13:49 | ■設計・現場 | comments(0) | trackbacks(0)

みらいのいえ 1/50モデル


 三浦海岸の みらいのいえ の基本設計が進行中。1/50の模型をつくって内外部を検討している。

 本日 御施主さんのAさんにご覧頂き、部屋のスケールのチェック、使用材料、壁の位置の検討などを行った。

 当事務所では、3Dより模型を中心にスタディとプレゼンを行っている。
模型が人に一番良く伝わる。だれが見ても一目瞭然。こどもたちにも分かってもらえる。

 時間がなく模型を作らず図面だけで作ったものは、やはり模型でチェックすればよかった・・・ということが多く、今はどんなに時間がなくても模型を作るようにしている

 今回のみらいのいえは 大方OKをいただいたが、階段の踊り場の高さが低かったり、2Fのこども部屋の壁が閉鎖的だったり・・・模型にしてみて初めて分かる改善点がいろいろと見つかった。
 模型を見て、屋根の上まで登れる・・・というつくりにこどもたちは大喜び。実現したらとても楽しい空間になるだろう。

 今日の打合せを踏まえ、今週概算見積りを出し、それを受けて図面をつめるという進め方を考えている。

 さて概算でどこまで予算に追いつくか・・・これからがスタートである。

Posted by 遠野未来 at 04:05 | ■設計・現場 | comments(0) | trackbacks(0)

桧垣と縄
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 今回の土壁の写真。さて、壁の切れ込みと縄は何のためにあるでしょう?

お分かりになりますか? おまじない、魔よけ・・・?そんな感じもしますね。

 答え:荒壁の切れ込みは桧垣(ヒガキ)といって、次の塗り壁の食いつきをよくするためのもの。縄は次に泥と藁の団子を断熱材としてその外側に積んでいったとき、壁が手前に倒れてこないように、壁全体をしばるためのもの。
 
 どちらも蔵や日本壁など日本の土壁で伝統的に使われてきたやり方です。
今回の土壁では、そのような技術も生かし、昔ながらの技術を現代の建物に取り入れながら、それを現代にも通じる技として新たな空間をつくろうとしています。

 これから何回かその説明をしてゆこうと思います。

Posted by 遠野未来 at 16:12 | ■土の建築・土壁・左官 | comments(0) | trackbacks(0)

壁をつくる人たち


 今回のエコキャビンの土壁に関し思ったのは、みんなの一体感があって始めてつくれるものがある ということ。

 一人の力では出来なくても、みんなで集まれば出来ることがある。土壁づくりはまさしくそういうもの。昔は荒壁作りはプロの左官さんがやるのではなく、地域総出で老若男女駆りだされてやられたもの。そこには祝祭的な晴れやかさがあったに違いない。

 左官の下四日市さんが、壁を塗るとき、土の材料のことを 土や泥 と呼ばずに 「壁」と読んでいたのが印象的だった。

写真:2日目雨の中の最後の集合写真・・・みんなでヤッタゾーと思わずガッツポーズ
   3歳のレオ君もぺたぺたと参加・・・かわいかった!

Posted by 遠野未来 at 19:49 | ■土の建築・土壁・左官 | comments(0) | trackbacks(0)

土壁ワークショップ速報
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 先週末8/23,24と岩手県の森と風のがっこうで第三回エコキャビン・ワークショップが行われ、14名の参加者とスタッフ 約20名で土壁作りの荒壁塗りが盛況に行われた。

 今回は2日でその部分を塗らなければ、エコキャビンの年内完成がないという、まさに背水の陣でのワークショップ。
 「絶対やるぞ」と参加者みんなで円陣を組んでのスタート!これは自分でも初めての経験。
 
 雨だったものの、参加者みんなの一体感で無事ノルマを達成!
地元の左官・下四日市栄造さんご指導の下、一体感のある非常に充実したワークショップとなった。

 詳しくは追ってご紹介を・・・

写真:エコキャビン荒壁と初日の参加者・・・左官の下四日市栄造さんを囲んで

Posted by 遠野未来 at 21:35 | ■設計・現場 | comments(0) | trackbacks(0)

8/23・.24 エコキャビン 第3回ワークショップ
 先週末8/16・17とエコキャビンの土壁づくり作業が行われ、現地に行ってきた。

 今日再度現地入り。明日20日は約20人のボランティアによる作業、23.24は第3回目のワークショップが行われ、この夏エコキャビンの作業はハイライトを迎える。

 土壁の作り方は、地元の四日市左官工業の下四日市栄造さんに教わりながら、京都のプロジェクトでお世話になった佐藤ひろゆきさんにもアドバイスを頂きながら進めている。

 今回24日まで土壁を約10cm、泥団子状態にして小舞下地に付けてゆく作業を行う。
高さが2.8mにもなるので、蔵のやり方で前に倒れないよう、藁縄でしばり、それを1ヶ月以上乾かして、中と外の壁を仕上げてゆく。

 8月末には今回のRの増築部分の小舞づくりも行い、再度壁を塗る予定。とにかくみんなで土壁をつくる作業は一体感があり、たのしい。

 8/23.24はまだ参加可能なので、お時間ある方、ご興味ある方は、是非ご参加よろしくお願いします

Posted by 遠野未来 at 11:15 | ■設計・現場 | comments(0) | trackbacks(0)

平面スタディ
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 今週は根をつめて 三浦の「みらいのいえ」プロジェクトの平面計画を行っている。

 平面計画と共に、1/50の模型も作成中。
この家のポイントは「庭がリビング・ルーム」ということ。家の中にリビング・ルームはない。「庭の中でで暮らす」というコンセプトと共に、室内の中心は掘りごたつ式の円形のダイニングテーブルである。
 
 建主のAさんが最初から要望されているこの家の核心は 「1Fのダイニング−キッチン−スタディ・コーナーの三角が家の核である」  ということ。

 低い壁や仕切りで仕切られつつ、その三角の中で家族が、お互いを見守りながら、仕事をしたり食事をしたり、家事や勉強をしたり出来る・・・ という 家族が心を通わせてそこで過ごせる、という 理想的な心温まる場。それを自然素材である木や土壁、薪ストーブなどを使ってどう演出するかが、設計のテーマである。

 模型写真のように全体はブーメランのように四角形を組み合わせた平面をしている。
現在 1Fのキッチンと2Fのこども部屋のレイアウトを行いながら、平面をつめている最中。密度も上がってきている。 今後模型・構造と平行して、8月末基本設計まとめを目指している。




Posted by 遠野未来 at 22:08 | - | comments(0) | trackbacks(0)

左官荒壁講習会
 今日、左官の久住章さんが講師を務める 伝統工法土壁講習会 に参加した。
 来週岩手のエコキャビンの小舞づくりを控えていることもあり、是非久住さんのやり方を知っておきたかった。

 これは今年2月に行われた講習会「竹小舞づくり」を受けたもので、今日は2月につくった竹小舞の下地に荒壁(土を藁を混ぜた最初の下塗り)を付けてゆく作業を行った。
 
 土のこね方、水分の按配、コテやチリ箒の使い方などのコツ等も教わり、2月につづいてとても有意義な講習だった。

 久住さん曰く「何でもかんでも土を藁と混ぜて寝かせて(発酵させて)使えばいいというものではない。たしかにそのほうが雨には強くなり、蔵や寺はそうしているが、住宅ではその分アクが出ることもあり、必ずしもそれがいいとはとは限らない。」

 ということだ。 今日いただいた資料を拝見しても、土を寝かせると強度がでるかどうかは化学的にも解明されているわけではなさそうだ。土と藁が発酵し、納豆菌が発生して、湿気を吸いやすくなるというのはよく言われるが。

 以前土の強度実験をお願いした、早稲田大学の輿石先生も学生をつれて参加されていた。今後土を使った材料の開発なども行っていこうとされているという。
 
 今後是非自分も土の建築の可能性に関わっていこうと思う。
 
 

Posted by 遠野未来 at 23:00 | ■土の建築・土壁・左官 | comments(0) | trackbacks(0)

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