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キャビン内部






 エコキャビン内部の木工事も大詰め。

 キャビンというイメージから3つある4畳の宿泊室は電車の寝台車のイメージ。
2段ベッドとアーチ天井は予算の関係で何度か削られそうになったが、何とか死守した。

 それに対し14畳の広間はゆるくカーブする傾斜天井の大きな空間。
ここにLEDの間接照明が組み込むよう検討中。実現すればぐっと雰囲気が出るだろう。
 このゆるやかな天井・・・人を包む感じが何とか出せたのではないかと思っている。

 この空間に床暖・薪ストーブが入る。・・・早く火を見てみんなで和みたい。
 

Posted by 遠野未来 at 20:06 | ■設計・現場 | comments(0) | trackbacks(0)

外壁色決め





 エコキャビン外壁の板張りが進み、やっと仕上の色決めのときが来ました。
外壁の斜めの板張りもなかなかかっこよく出来ました。

 今回イケダ・コーポレーションさんのご好意で自然塗料リボスをご提供いただくことになり、その効果を試してみることに。

 たくさんの色サンプルを作っていただき、外壁の斜めの板と横の板、窓枠を三色色分けして塗ることに。今回は家族の滞在を視野に入れ、子供たちもほっとできる施設にしたいという思いがあり、自分としては初めて外壁に色を塗ることははじめから決めていました。

 さて何色になったかは出来てからのお楽しみ!

 写真:斜めの外壁と斜めの引違い窓・・・倒れていても実際に開きます。




Posted by 遠野未来 at 13:33 | ■設計・現場 | comments(0) | trackbacks(0)

外壁板貼り




 エコキャビン最終ラウンドを迎えています。

 外の窓が入り、外壁を貼り始めました。かなり感じが出てきています。
外壁は県産材の杉板15mm。その下に貼っている白いシートは防風防湿シートです。
空気は通すが水は外から中へ通さないという現代の住宅での優れものです。
今回は伝統的な土壁を13cmほど作りましたが、その外側に通気層を取り、壁を呼吸させ、湿気を外に逃がすという現代的な工法と組み合わせています。

 防風防湿シートは無害なもののポリエチレンで出来ており、100%自然素材ではなくなるので、貼るか貼らないかでいろんな意見がありました。
 最後まで悩みましたが、最終的に土壁が一般の人による下塗り程度の塗り方で、木との間に隙間が出ることが予想されること、この地が冬零下20度にもなる極寒地であること
を考慮し、少しでも冬暖かい室内環境をつくろうということで、がっこうと話し、最終的に貼ることにしました。土壁と防風防湿シートの組み合わせはあまりないのでは・・・ということでこれも実験です。

 来週からこの外壁に自然塗料を塗ります。どんな色になるか、・・・かなり感じが変わるでしょう。

 最後の仕上げに向け、最後の踏ん張りです。職人さん・がっこうの皆さん、がんばれ。

Posted by 遠野未来 at 13:16 | ■設計・現場 | comments(0) | trackbacks(0)

キャビン天井


 エコキャビンの内装ー天井がほぼ張り終わりました。

 宿泊室はキャビンというイメージに合わせ寝台車のイメージ。アーチ天井に角の丸い窓。奥の壁はしっくい仕上げでそこにハシゴのついた2段ベッドがつきます。

 4畳しかない小さな部屋ですが、アーチのおかげで落ち着く感じになりそう。天井・壁は杉板を貼りましたが、ちょっと節がうるさい感じなので、黄色などきれいな色をつけ、自然塗料リボスを塗ります。実はリボスを扱っているイケダコーポレーションさんの取り計らいで、塗料をご提供いただけることになったのです。心から感謝申し上げます。

 一番下の写真は分かりづらいですが、広間のうねるような天井の一部です。
ここはもっとダイナミックな空間になります。

 今日から現場。LEDの照明でこの空間がどうなるか、サンプルをこの場に実際おいて実験し、全体の色決めもしてきます。来週からはいよいよ外壁の塗装仕上塗りです。

 あと少し。皆さんお楽しみに。




Posted by 遠野未来 at 03:14 | ■設計・現場 | comments(0) | trackbacks(0)

中塗り土づくり
   

 エコキャビン工事は大詰めです。10/20には木工時を終了させる予定。
私も週半分は現場に付きっ切りで、木・左官・照明・塗装などの仕上げの段取りをしています。

 その中でも今日は左官・土壁の中塗り土づくりをご紹介します。
中塗りとは小舞に最初の下塗り=荒壁を塗った後、その割れをカバーしたり、全体を平らにしたりする2回目以降の土壁塗りのことで、仕上の下地となるものです。
私はこれまで土壁を作るとき、荒壁は地元の粘性のある土を探して使っていましたが、中塗り土は大体市販の袋詰めの土(1袋20KG 5000円程度の安いもの)を使っていました。
 
 しかし、この地域ではそれもせず、荒壁の土を水で溶き、ふるいにかけ藁すさ(細かい藁)と砂を混ぜてつくるという・・・予算もなく、これまでやったことのない作業なので、やってみることにしました。土壁づくりですらまれな時代にさらに、この作業を現在やっている人はほとんどいないでしょう。混ぜる藁も市販のものではなく、長い稲藁を耕運機で脱穀して2cmほどに細かくしたもの。とにかく手間はかかりますが、100%手づくりの材料です。

 丸々1日かけて1㎥ほどできたのですが、なるほどこうやればできるのか・・・と納得。
何事もやってみるものです。
 
 すでにこの土も壁に塗ってあり、いい感じに出来ています。次回以降ご紹介します。

 
 写真:中塗り土づくり

 1 山から取ってきた原土。石が混ざっている
 2 5mmほどの目のふるいで土をふるう
 3 脱穀してつくった藁すさを混ぜる
 4 ミキサーで砂と混ぜる 右下ができた中塗り土
  

Posted by 遠野未来 at 06:25 | ■土の建築・土壁・左官 | comments(0) | trackbacks(0)

エコキャビン宿泊室






 エコキャビンは床暖工事も終わり、先週からいよいよ内装工事に入っています。

 4畳の宿泊室が三つと13.5畳の広間に分かれていますが、まず宿泊室から内装スタート。
 ここはキャビンということで、電車の寝台車をイメージしたアーチ型の天井にしています。そこに木の板を貼っていきます。側面と天井が木の板、正面・背面はしっくい仕上です。

 写真に見えるのは背面のしっくいの下地 杉の小割り板を6mmほどあけて貼り、そこにしっくいと土を塗り重ねて仕上ていきます。これは石膏ボードが使われるようになる何十年か前の作り方ですが、石膏ボードは土に還る素材ではないため、この建物では下地に使うのをやめました。

 木摺り下地は自分でも初めてです。細かい木の下地のため、塗り壁にひび割れが出るのが心配ですが、経験豊富な地元 二戸市の左官 奥清左官さんが仕上げてくださることになり、その経験に期待しています。



Posted by 遠野未来 at 06:36 | ■設計・現場 | comments(0) | trackbacks(0)

炭入り床暖






 10/1,10/2でエコキャビン 炭入り床暖工事終了。

 施工は山形を拠点に全国で活躍中の武内賢二さん率いるソーラーワールド。
まず床にポリエチレンパイプを150mmピッチで通し、その間を籾殻の炭(薫炭)を21mmの厚みで埋めます。これは蓄熱と断熱 両方の効果をかねたもの。
最後に熱が広がるようパイプの上にアルミのテープを張ります。
 
 パイプの間を何で埋めるかは土・炭・砂利・モルタル・・・などいろんな案があり、当初は土に炭を入れたものを使う予定だったのですが、乾くのに2週間ほどかかリそうなため、工期がなく断念。薫炭も他の事例があり、やってみることに。
 蓄・断熱性と共に遠赤外線効果も期待している。

 零下20度になるこの地・・・暖かい床になることを祈っています!

 

 

Posted by 遠野未来 at 03:25 | ■設計・現場 | comments(0) | trackbacks(0)

エコキャビン産みの苦しみ?
 

  

 

 森と風がっこう エコキャビン工事、現在大急ピッチでまくり中。

 銀色の屋根がやっとでき、長かった土壁工事がようやく終了。現在乾燥中。
「零下20度本州で一番寒い」 といわれる極寒の地、葛巻は11月には凍るので、それまで土壁が仕上がっていないと大変なことになる。大型扇風機で風を送る。時間との勝負さある。
 先週は床の羊毛断熱材入れを行い、今週からこの上に床暖熱のパイプをはわし、隙間に薫炭を入れる。羊毛と炭の自然断熱である。
一方、ここ三週間 薪ストーブの位置が2転3転・・・やっと決まったものの、まっすぐ上に立ち上げるのではなく、室内で煙突を曲げ、すでに出来ている通気用の煙道を使うという方針に。これにより、出窓部分のベンチはデッドスペースにならずにすんだものの、煙突計画が難しく、再度詳細検討中。

 そしていよいよ今週から外壁の下塗り・仕上の開始。
 ここ2ヶ月でみんなで塗った土壁。みんなの想いが込められている。10月末の完成を目指し、最後の追い込みである。

 写真:吹き上がった銀色に輝く波を描く屋根。
    床の羊毛断熱材。温かそう・・・
    乾燥中の土壁 色がきれい。

 

Posted by 遠野未来 at 19:15 | ■設計・現場 | comments(0) | trackbacks(0)

住まいのリフォーム・コンクール優秀賞受賞


 岩手の現場が大詰めを迎えており、久々の東京で久々のUP。

 今日はうれしいNEWSがあります。

 財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター 主催の第25回住まいのリフォームコンクールで 昨年竣工した mooーやわらかないえ− が優秀賞を受賞しました。
応募合計600点以上のなかからの優秀賞受賞です。10月に表彰式があります。
詳しくはhttp://www.chord.or.jp/course/5_5.html
 
 審査員の先生方に曲線と間接照明を使ったやわらかな空間を感じていただけたのかと思います。
 何よりつくる機会を与えてくださったお施主様K様、そして施工をしてくれたリフォーム会社螢瓮ぅイさんとの出会いとご縁に感謝します。
 
 これを励みにこれからもがんばります。
皆様、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

Posted by 遠野未来 at 20:03 | ■設計・現場 | comments(0) | trackbacks(0)

9/30-10/11 展示会のおしらせ
 



 「建築家とつくる住まい展」ー模型と写真でみるこだわりの家づくりー
 
 日時 9/30-10/11 10:00-18:00(日 休館) 
 場所 INAX GINZA 7F クリエイティブ・スペース

 に計画中の 「みらいのいえ」 を模型とパネルで出品します。
 ご興味あります方は是非お立ち寄りください。

 他の建築家の方20名ほどの作品も一緒にご覧になれます。
家づくりを考えられている方、素敵な出会いがきっとあるはずです。

是非お出かけください。

Posted by 遠野未来 at 18:02 | ■設計・現場 | comments(0) | trackbacks(0)

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