BLOG用01.jpg
ビオトープ土入れ
1
4
2
3


 今日は晴れてビオトープ池に粘土(荒木田土)を入れる作業。
ここ数日の雨で作業がストップしていたが、防水シートの上に土を入れてかなり感じが出てきた。

 今回のプロジェクトで生態系のコンサルティングをお願いしている環境指標生物の新里達也さんにも立ち会っていただき、具体的な池の作り方と植栽の種類・位置の確認を行う。
新里さんはひばりが丘の集合住宅のビオトープ計画で緑化大賞受賞するという実績の持ち主。百選練磨だけあって、植栽の選び方・配置など現場の状況にあわせ、実に臨機応変に対応し、内容を即決。一緒に仕事をしていて気持ちがいい。見習いたいものだ。

 今回の造園屋さん文吾林造園さんも経験豊かで、手際よく土で池や水路を形作ってゆく。
今回は30cmほどの塀と植物の隙間に土で水路をつくっている。見積り段階では狭い部分は水路は無理、という造園屋さんもあったが、水の流れと音を子供たちに体験させたい・・・との想いを伝えると、文吾林造園さんは埋めてしまうよりメンテナンスもよいとのことで、実現した。

 今回の現場監督の森田さんの優しい人柄で現場の雰囲気も和やかで、いい現場になりそうだ。

 今日の打ち合わせで植栽内容と配置がほぼ最終決定。来週末には植栽予定。水路の水を流すのが待ち遠しい。

   
 写真1.2.3 土入れ作業中の池と水路 土をならす文吾林造園の森田さん
 写真4  カエルのようなかたちの親水池(水遊びの池)と仕上げの石のサンプル

Posted by 遠野未来 at 22:22 | ■こどもの家 | comments(0) | trackbacks(0)

ビオトープ工事進行中!

1
2
3
4 

三月末からK幼稚園ビオトープづくりの現場がスタートした。
今週は雨で一時中断しているが、今日はここまでの様子のご紹介を少し。

 場所が自然園の中で三回変わり、最終案の図面で園の先生方に、池と植物・生き物の考え方にご賛同を頂き、三年越しの工事がやっとスタート。
しかし、実際現場に縄を置いて、池の大きさを見ると、かなり小さく、生き物もこなさそう・・・・・そこで図面より倍近く池の巾を大きくし、一番大きいところで2.4m、長さ20m 計27.7屬鳩觜愁好院璽襪里△襯咼トープとなった。

 現在は排水工事が終わり、防水シートを貼って、池の土を入れる準備が終わった段階。これから土入れと植物を植える後半戦。ビオトープの水路と別に、夏にこどもたちが水遊びが出来るじゃぶじゃぶ池も併設される。

 これから約1週間・・・みんなで力を合わせ、気を抜かずに園に喜んでいただけるような場をつくりたい。


写真2のシートはべントナイト防水シートといって、小さい粘土の粒で防水をするもの。 
写真3 既存の小屋を取ったらかなり広がりのある水辺になった。大きな既存の御影石はベンチに再利用

Posted by 遠野未来 at 23:58 | ■こどもの家 | comments(0) | trackbacks(0)

新プロジェクト! 森と風のがっこう エコキャビン・プロジェクト
既存校舎
エコキャビン現状建物

写真:舞台となる 森と風のがっこうと 廃屋となった旧教員住宅


今年から3年計画で、岩手県葛巻町の 森と風のがっこう で「エコキャビン創出プロジェクト」がスタートします!

  NPO森と風のがっこうとは、葛巻町の山間の廃校となった木造校舎を拠点にし、環境共生とこどもの場、地域の人と資源の再生・・・を行っている、日本屈指の楽しい環境体験施設です。スローツアー、こどもエコキャンプ、 カフェづくり・・・など毎年楽しい企画が盛りだくさん。
 山間の美しく厳しい自然と温かい人たち・・・・日本の環境体験の場で一番好きな場所で,今回プロジェクトに参加させていただけてとてもうれしく思っています。
是非皆さんと長く残せる場をつくっていこうと思います。

 「エコキャビン創出プロジェクト」とは、敷地内にある廃屋となった旧教員住宅を改修 し、自然エネルギーを使った環境共生型の宿泊施設として再生させ、そこで環境教育の体験プログラムを行ってゆく・・という国内初のプロジェクトです。

 私はそのトップバッターで今年、築40年の木造平屋の建物を、「エコキャビン」という、体験型自然エネルギー・環境今日教育の宿泊施設として改修を行います。
設計はもちろん、土壁など自然素材による施工にも出来る限り関わります。
 2年目には武内 賢二さんによる自然エネルギー設備設置、、3年目に酒匂 徹さんによる自然エネルギー教育体験・・・・楽しみながら身をもって体験できるプログラムです。

 先月末はじめてのミーティングが現地で行われ、たくさんの楽しいアイディアが出されました。
 その案をどう料理し、かたちにするか、どのような場をつくるかが、今回私に課せられた使命・・・・「思う存分やってください!」と森と風のがっこう 理事長 吉成信夫さんのお言葉。吉成さんのキャッチフレーズ「岩手は日本の北欧である}に応えられるよう 木・土・水・石・・・様々な資源が豊富なここ岩手でしか出来ない、楽しくそして美しい場にしようと思います。

 夏まで3回にわたり、ワークショップも行われ、みんなでつくるプログラムも組んでいます。
 自然素材の家を作りたい方、生きた環境教育の場を体験したい方、是非ご参加ください。秋まで、このBLOGでもそのプロセスを紹介していきます。

 皆さんお楽しみに!

 詳しくは 森と風のがっこう ウェブサイトhttp://www5d.biglobe.ne.jp/~morikazeで。

====================
□ 2008年ワークショップ「エコキャビン本体改修」のご案内

▼エコキャビン企画構想ワークショップ
5月31日〜6月1日(1泊2日)
▼エコキャビン施工ワークショップ
その1 6月28日〜29日(1泊2日)改修準備作業、資源調 査、資材集め
その2 8月23日〜24日(1泊2日)自然素材、地元の資源を 活かした改修

●お申し込み、お問い合せ
NPO法人岩手子ども環境研究所(森と風のがっこう)
担当:黍原(きびはら)
〒028-5403 岩手県岩手郡葛巻町江刈42-17
TEL&FAX 0195-66-0646 morikaze@mvb.biglobe.ne.jp





Posted by 遠野未来 at 23:18 | ■設計・現場 | comments(0) | trackbacks(0)

自然園ビオトープ
1

2

3

断面

 今日は東京葛飾区にあるK幼稚園のビオトープの打合せ。

 幼稚園の隣に自然園という300坪もある日本庭園があり、そこをこどもたちの遊び場とし環境保育の場として活用している恵まれた幼稚園である。その一角をいきものの場にしようと、2年以上前から打ち合わせを続け、場所も2転・3転し、やっと内容が決まった。 

 最終的には庭の周囲の塀に沿って20mもの水路とビオトープ、そして水遊びの親水池をつくるという、一番楽しそうな案にまとまった。
 
 この園は園長先生と副園長先生が環境保育に熱心で、率先してこのようなきちんと保育の一環として環境的な場をつくっていこうとされている。
「自分の子をビオトープのある園に入れたい・・・・」というお母さん方へ、園のアピールにもなるであろう。

 もともとこの地域は中川という川沿いの湿地帯でいろいろな水生植物や生き物が住んでいたであろうと思われる。
 今回先生と話して決めた方針は、単に見る場をつくるのではなく、原生していたであろう植物や生き物の生態系を回復し、きちんとどんな生き物が来たか何年かに渡って、こどもたちと楽しみながら調べること。その中でこどもたちが生き物の命のつながりに少しでも触れてもらうこと。
 
 当初自分では場をどう作るかという案はあったものの、この地域にどんな生き物が住んでいたであろうかなどは見当がつかず、この場をどう環境保育の場にしていったらいいか、なかなか分からなかった。最終的に全国でビオトープのコンサルティングを手がける 蟯超指標生物の新里達也さんがこの場の歴史的な植生や生き物の調査等を引き受けてくださり、話が説得力をもって具体的に進むようになった。

 構想では、セリ・がま・すすき・はぎ・セキショウ・カワヤナギ・・・などこの場の湿地帯の原生に近い植物を植え、トンボ・バッタ・蝶・せみ・カエル・はと・こうもり・・・・などのたくさんの生き物がやってくる。

 春休み中の工事に向け、実現までもう少し。生き物と触れ合うこどもたちの生き生きした姿が浮かんでくる。自分も春の訪れと共にわくわくしている。





Posted by 遠野未来 at 21:25 | ■こどもの家 | comments(0) | trackbacks(0)

森の動物病院
コンセプト

平面図

模型写真

sketch


ある動物病院のラフ・スケッチである。

 お施主様にお会いしたときの、「こどもが安心して園内を遊べる、水が流れる場」というお言葉と、恵まれた敷地にうかがったときの第一印象「気の流れがよく、敷地の高低差を使えないか・・・」ということから生まれた案。

 コンセプトは 「森の養生園」で

1 光・風・水・緑で満たされた安らぎの場
2 敷地と一体となり、登ることができる緑の屋根 と 地元の素材と土を使った内外装
3 雨水と井戸で出来た川が流れる園内
4 太陽や風の力を生かした「出来るだけ冷暖房に頼らない自然住宅」

 の4つがポイントである。

 これは自分がこれまで10年以上各地で試してきた自然住宅のすべての要素が入っており、技術・デザイン的に責任を持って提案できるもの。
 敷地とオーナーさんのご要望により、出てくるかたちが違うだけで、自分の基本的な考え方は変わらない。世界のどこの場でも、この考え方で建築をつくろうと思っている。


 実現するか今検討中。楽しみに結果を待とうと思う。

Posted by 遠野未来 at 01:11 | ■設計・現場 | comments(0) | trackbacks(0)

こども環境アドバイザー 合格!
合格証

 この度、こども環境学会公認 こども環境アドバイザーに合格しました!

 試験がかなり難しかったので、厳しいと思っていましたが、この結果を「これからの精進に期待する」との励みに思い、がんばろうと思います。
 
 以前書いたように、この資格があるから何か特典があるわけではありません。しかし、今後自分が「こどもと環境」に関して勉強し、実践するための支えとして是非とっておきたい資格でした。講習で日本のこども環境に関する第一人者の先生方から受けた密度の濃い授業は大変貴重な経験になりました。そこで学んだことを講習に参加した、たくさんの仲間たちと、日本のこども環境を良くするよう少しでも実践していければと思っています。

 今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

遠野未来

Posted by 遠野未来 at 15:47 | - | comments(2) | trackbacks(0)

神保町の夜桜
夜桜

 一昨日、東京・神田神保町交差点で、夜桜一番乗りショット!

 ネオンをバックにした都会の中の桜・・・なかなかいいです。
 土がない都心生活も、毎日いろいろな生き物が生きている息吹を感じられて、気に入っている。
 
 自分は建築で自然素材のことを扱っているが、他の多くの人と違うのは単に昔に返るというのではなく、都市生活の中での自然素材を主張したいという点。「土壁や自然素材がこんなに現代の空間に生かせる・・・」というのを皆さんに提案したいと思っている・・・

 都心でももっと、緑や自然を取り込んだ安らぎの場が出来るはず。現在緑化の業者さんといろいろな企画を考えており、今後実例をどんどん提案していきたいと思う。


Posted by 遠野未来 at 19:31 | ■設計・現場 | comments(0) | trackbacks(0)

土を耕す人!
卒園式 

 こども環境アドバイザーの3日目の試験で精力を使い果たし、風邪でダウン・・・
そして、今回は親バカのお話。

 今日、娘の保育園の卒園式があった。
 卒園証書をもらい、みんなの前で園長先生から「将来何になりたいですか?」とひとりひとり聞かれる。それに対する娘の答えが「土を耕す人になりたい!」「畑でいろんなものを育てたい!」・・・・その答えにとにかくびっくり! 

 娘は2歳までビルの中の土壁の家 神田SUに住んでいて、自然素材の空気に触れ、たくさんの人とも関わった。その影響か感受性がとても豊かで、「お宅の娘さんはシュタイナー小学校に入れたほうがいいのでは?」と区立の保育園の先生に言われ、驚いたことがあったが、それでもまさかの回答・・・。 わが子ながら、驚き、うれしく思った。
 
 私の家族は現在東京・神田のビルの上に住み、周囲はアスファルトだらけで全く土がない。それもあってうちの家族は土壁の家をつくったり、休みごとに娘を自然キャンプにやったり、ベランダや屋上のプランターで植物を育てたりしてきたが、それが少しでも影響を与えているのだろう。そしてこどもながらにどこか「土に触れたい・・・・」という切実な願望があるということだ。こどもが自然に触れることの大切さを身をもって感じる発言だった。 

 おそらく一生忘れられない一件である。


Posted by 遠野未来 at 22:50 | ■こどもの家 | comments(2) | trackbacks(0)

こどもアドバイザー 2日目
ワークショップ

 こども環境アドバイザー講習2日目。
今日は昨日に増して密度の濃い内容で、思うことが多く、頭が飽和状態。

 こどもと遊び場、こどもと自然、こどもと遊具、こどもと社会参画・・・に関するレクチャーと各自のこども時代の居心地の良かった場所を基にしたワークショップ、ディスカッション・・・。内容の充実度とワークショップを通した講師と参加者同志の連帯感。「今回の企画が、今後の日本のこども環境を少しでもいい方向に変えていけるのでは・・・」という期待が膨らむ。

 それぞれ今後の社会とこどもを考える場合に重要なお話ばかりで、目からうろこの話のオンパレード。現代のこどものおかれている厳しい状況と、こどもの力を伸ばしてゆく大人の役割の重要性が強調された。

 最後の討論で造形作家の早未恵理さんの、

「もっとこどもを信頼すべきだ。こどものほうがよっぽど進んでいる。大人がこどもから学ぶことのほうが大きい。迷ったらこどもの意見を信じ、聞く力が大切。大人とこどもで一緒に考える・・・」

というご意見に場内大きな拍手・・・ここまで各自いろいろ思っていたことが、ここで一回浄化された気がした。

 自分は先のワークショップで、こども時代の居心地の良い自分の居場所について、住んでいた家の「机の下」をあげた。まだ幼少の頃、よく酔っ払って帰ってくる父親に踏まれないように、母親が自分を机の下に寝かせてくれていたそうだ。よくその話を聞かされたが、亡き母の思いに感謝している。
 
 尊敬する亡き父親も含め、家族の信頼感のなかで育ててもらったことが、今自分がこどもに関わろうとしたり、家族の絆を信じるということにつながっている。そう断言できる。

 写真は「自分の居場所」のワークショップ発表風景


Posted by 遠野未来 at 22:30 | ■こどもの家 | comments(2) | trackbacks(0)

こども環境アドバイザー
アドバイザー

 今日から こども環境学会主催の「こども環境アドバイザー」の3日間の資格講習がスタート。

 こども環境学会が新たに制定した資格 「こども環境アドバイザー」とは、 
「家庭、保育、教育、地域、行政など様々のこどもに関わる現場にいる人々とともに、こどもにとって問題のある環境やその原因を発見し、どのように対処し、改善し、よりよい環境を形成していくべきかを提言し、協働して活動のできる人物の養成を目的としている。」

と要綱にあるように、こども環境の研究者と現場の人間が一緒になって日本のこども環境を改善していくきっかけを目指すもので、今後自分の活動に必須と思い、受講を決めた。最終日に試験があり、合否が決まる。

 講師の先生方はこども環境学会の中心メンバーのそうそうたる方々で、日本を代表する先生方ばかり。こどもと環境、こどもと理解、リスクマネージメント・・・などの講義と演習を3日に凝縮させて受け、さらに同じ方向を目指す同志との出会いの場ともなる貴重な経験である。研究者、こども施設の先生方、設計者、学生など全国各地から43名の受講者があり、この制度への感心の高さがうかがえる。

 今日の講義だけでも、目からうろこの話がたくさんあり、おいおいこのBLOGで紹介していきたい。今日は神谷明宏先生が行われた「ワークショップの技法」を紹介する。
50名以上の参加者でワークショップを行う場合の心得を、実際のワークショップ形式で体験させる非常に面白く、かつ示唆にとんだ非常に貴重な経験だった。

 ワークショップで重要なのは

アイスブレイク・・・導入でどう初対面の人たちを打ち解けさせるか、そこで勝負が決まる
ワークショップの基本・・・競争しない 各自の目標を設定させる
        強制しない 各自のペースで出来るところまで参加することでいい

成果・・・予定調和で一つの案に収束させることを前提としない 
最後・・・みんなでふりかえり、成果を確認する
 
 ということ。

 私もこの夏 jこどもも参加できる土壁ワークショップの計画をしている。
詳しくは決まり次第紹介するが、是非今回の神谷先生の技法を参考に自分なりに工夫を凝らし、楽しいワークショップにしたいと思う。


Posted by 遠野未来 at 23:57 | ■こどもの家 | comments(0) | trackbacks(0)

Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< August 2017 >>

Profile

Bookmarks

Recent Entries

Categories

Archives

Recent Comments