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エコキャビン 自然エネルギー・レシピ
 現在計画中の、森と風のがっこう エコキャビンの自然エネルギー・レシピのご紹介を。現在コストを含め、最終検討中。どこまで実現するか乞うご期待。

森と風のがっこう エコキャビン 自然エネルギー・コンセプト

■概要

・自然エネルギー100%自給を目指す、国内初の宿泊型環境体験施設
・取り壊し予定だった築50年の旧教員社宅を、現代の環境共生建築として再生させる
・使用している自然エネルギーはモニターによって数値で表され、楽しみながらエコロジカルなくらしを体感できる

■計画内容

・「もちこまない もちださない」 をコンセプトに、できるだけ廃棄せず、地場の自然素材、自然エネルギー使って改装を行う

・既存宿舎の躯体を出来るだけ残して耐震補強をし、断熱材を施す

・既存建築に水周りとガラスの温室を増築(確認申請不要な増築床面積10岼米癲砲掘⊆然エネルギーと自然素材を使って、心地よい宿泊施設をつくる

■使用予定の自然エネルギー・設備

・ガラスの温室(ウインター・ガーデン) ー冬の温室効果
・ ソーラー発電  −水循環(井戸水)・電気に使用、
・ソーラー温水パネル -風呂・洗面にしよう
・LED照明      −照明器具はLEDを中心に使用
・蒔ボイラー      - 床暖熱・風呂
・蒔式床断熱 クッキングストーブ −調理・床暖房に使用
・簡易水洗トイレ  ー
・BMW排水     −バクテリアとミネラルを使った自然浄化排水
・雨水利用  −トイレの中水・散水・などに利用
・沢水冷蔵庫ー 隣接する沢の水を使った自然冷蔵 電気を使わず重力で沢の水を循環させる
・自然断熱  ー地元の葦・土・藁・牧草などを断熱材・壁材として使用

■ ガラスの温室

・既存建物の南西側にゆるやかに弧を描いて配置される 5.5x2x高さ約2.4mの温室。

・その中に風呂・シャワー・蒔きボイラー・ソーラーパネル・ソーラー温水パネルなどが置かれるこの施設の「自然エネルギー」の核となる部分。お風呂は、ここでの一番の安らぎの場となる。

・壁・天井にUVカットの12mmペアガラス (LOWーEガラス)を予定

Posted by 遠野未来 at 08:45 | ■設計・現場 | comments(0) | trackbacks(0)

祝!2008年日本建築学会教育賞


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 私もアトムハウスという土と藁の家の設計・施工で参加させていただいた日本大学の藤沢キャンパスでの環境教育が、今年度の日本建築学会の教育賞を受賞しました!

 指導された糸長浩司先生、研究室の学生の皆さん本当におめでとうございます。
私が一般公募でワークショップを開き、研究室の学生、地元の小学生や全国から集まったみんな・・・と藁の家をつくったのはもう6年ほど前。外回りを仕上げて、あとは研究室の皆さんに任せました。その後、学生さんが屋根緑化・内装。建具・・と少しずつデータを取りながらつくられ、やっとかたちになり、現在は宿泊体験などもしているよう。
 まさしくスローな建築・・・継続は力・・・ですね。そこでの自分の役割は計画の全体の中の一部でしたが、本当にうれしく思います。
 
 自分の原イメージとはかなり違った仕上リですが、それもあり。
 自分がこれまで約10年間、全国各地でつくってきた実験的な土の建築で残っている、数少ない事例。原型にこだわらず、どんどん手を加えて成長させて欲しいと思います。

 見学等、ご興味ある方はぜひ、日本大学糸長研究室までお問い合わせを。

 とにかくプロジェクトに参加されたたくさんの皆様、ありがとうございました。!

 写真:アトムハウス外観と上棟時の記念写真

Posted by 遠野未来 at 00:33 | - | comments(0) | trackbacks(0)

第1回エコキャビン ワークショップ
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 先週5/31,6/1と 岩手県葛巻町の森と風のがっこうで第1回エコキャビン・ワークショップ(WS)があった。今回は3年間のプロジェクトの初回で3人の講師が勢ぞろいすることもあり、17名の方が参加してくださり、とても有意義な2日間だった。

 「破壊のないところには創造はない」という理事長吉成さんの言葉で、建物の解体作業から開始。それから講師による夜学セミナー、交流会、翌日はグループに別れ、エコキャビンのアイディアを出すワークショップ・発表と充実した内容。自分以外の講師のパーマカルチャー担当 酒匂徹さん、自然エネルギー担当の武内賢二さんのわかりやすく、実践を伴った深い内容の話に聞き入る。このお二人、間違いなくその分野で日本を代表する方。その博学と実践に、背筋が立つ思い。このプロジェクトでご一緒させていただき本当に光栄である。胸を借りるつもりでがんばろうと決意。
 
 自分は、信条であるアリゾナのビル・スティーンさんのことば、「建主がいえづくりに参加しない限り、houseは homeにならない」をキーワードに、自然素材の家作りに関し、お話させていただいた。ご興味いただいた方もいらして、うれしかった。

 各グループのアイディアも、全体をガラスの温室で包む、有機的なかたち、地下のトンネル、雪の利用、ツリーハウス、食べられる家・・・など自然エネルギーを踏まえた上でとても夢があって、楽しいものばかり。ああこんなことができたら・・・と自分のほうが勉強になった。

 肝心の建物本体は、解体してみると基礎が無菌コンクリートでぼろぼろ、全面やり変えの様相だ。WSの後、スタッフ全員で遅くまで方針を話し合い、ほぼ概要を決定。
間取りも変わり、かなり内容的にも密度が上がった。
「今回の目玉は・・・・?」出来てからのお楽しみ。・・・

 いろいろと地元の方にお聞きしてこの建物を調べてゆくと、一つ大きな発見があった。この建物の土壁を50年前に塗られた地元の左官さんが、なんと今も現役で左官のお仕事をされているという。是非その方に、その土を使ってこの建物の新たな土壁をもう一回塗ってもらいたい・・・。そんな話、聞いたことがない。それを聞いたとき、もうスタッフみんなで盛り上がった。その物語が実現することを願って、現在準備中。6月のワークショップにその方をお呼びし、この地域特有の葦と木を組みあわせた小舞と土壁ののつくり方を教えていただこうと考えている。ご興味ある方は6/28,29是非ご参加いただきたい。

 森と風のがっこうではみんなが家族のようにアットホーム。ここで毎月行われている地元のこどもを招いた「こどもオープンデー」のTV放映された映像を始めて拝見。地元の人と自然の中で、生き生きしているこどもたちの顔を見て、少し涙ぐんだ。番組の最後、こどもたちを見送った後の吉成さんのことば「イヤー、最高ですね」と共にその目頭にも光るものが・・・。この方は本当に魅力的な方だな・・・と思う。

 今、森風は乗っている。今年は毎週、充実した各種イベントが目白押し。今回のエコキャビン・プロジェクトが成功すれば、ここは一層、日本の環境教育の重要な場となるであろう。みんなと一緒にこの場をつくっていきたい・・・そう実感した2日間だった。
 

写真:解体とワークショップ風景。築50年の木造平屋。貫と土壁の構造が新鮮。
今回解体した土も再度土壁で使う予定。

Posted by 遠野未来 at 23:25 | ■設計・現場 | comments(0) | trackbacks(0)

エコキャビン 新聞記事
 100優┘鎧楡漾ヾ篌蝓Τ覺のNPOが計画

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改修予定の旧教員住宅。自然エネルギーだけを利用した滞在研修施設に生まれ変わる=岩手県葛巻町

 WEB版 河北新報 2008年5月15日 に掲載されました。詳しい記事内容は下記をご覧ください

http://www.kahoku.co.jp/news/2008/05/20080516t33005.htm

Posted by 遠野未来 at 22:52 | - | comments(0) | trackbacks(0)

葦サンプル到着
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森風エコキャビンで使用検討中の岩手の茅のサンプルが到着。

茅には山茅(断面が詰まっているもの)と葦茅(断面が中空なもの)の2種類有り、岩手・金ヶ崎でとれるのは山茅だという。実際触ってみるとかなり腰があり、土壁の下地にも使えるほど硬いもの。

200mmの束にして、2.4mの長さで出荷しているという。乾燥状態は問題なく、思っていたよりきれい。7年ほど前に盛んに取り組んでいたストローベイルを思い出す。

この自然素材を何とか家作りに取り込みたい。今週産地で検討し、使用の可否を決定する。


Posted by 遠野未来 at 06:47 | - | comments(0) | trackbacks(0)

カフェ・プロジェクト
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 都内でカフェの計画が進行中。

 まだ基本計画段階だが、来春オープンを目指し、都内の道路沿いに1Fが駐車場、2Fがバー&飲食店が入る店舗の設計を行っている。写真はガラスと木のルーバーを使い、道路に沿った長い外観を特徴とした第一案。

 今後省エネルギー・省ネンテナンス・ローコストを踏まえたうえで、どこまで質の高い空間をつくれるか・・・

 建主様にご納得いただく建築がつくれるよう、自分の全力を出して挑む。

Posted by 遠野未来 at 23:31 | ■設計・現場 | comments(0) | trackbacks(0)

ビオトープとじゃぶじゃぶ池
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 今週、4月に工事を行ったK幼稚園ビオトープの先生方へのご説明とお披露目会にうかがって来た。下の池の水位調整の具合の様子見は残ったが、形と植栽はほぼうまく出来たと思う。

 これから実際どんな植物や生物が生きていく場になるか、こどもたちと一緒に学んでいこう。うれしいことに今回は園で、環境指標生物の方々による、1年間の生物・植物調査
の予算を組んでくださった。どんな場になってゆくか、若い先生方も図鑑を片手に勉強していきたい、と意気込んでいる。

 ビオトープは環境教育の一環として小学校でつくられることが多かったが、近年幼児教育における自然体験の重要さの見直しと共に、幼稚園や保育園でつくられることが多くなっている。
 
 私もまずは今回の事例をもっと掘り下げ、継続的に結果のデータを取りながら、今後いろんな全国のこどもや環境教育の場・安らぎの場に生態系や水を回復させてゆく活動をしていきたい。

 写真:ビオトープとじゃぶじゃぶ池
   
 じゃぶじゃぶ池は雨の水溜りと五角形のパターンで埋め込まれた色石とビー玉


Posted by 遠野未来 at 23:24 | ■こどもの家 | comments(0) | trackbacks(0)

自然素材断熱 葦の活用
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 現在、森風エコキャビンで、岩手の葦(ヨシ)を使った自然断熱を検討中。

 木造の壁の中に、断熱材として地元の葦と土を組み合わせて充填し、通気を取るという方法。そのやり方で屋根の断熱を行い、内部から葦が見えるようにすれば、(外からは見えないものの、)現代の茅葺ともなる。

 東北地方では、土壁の下地に竹と共に葦を使うことが多い。私がこれまで見た宮城や岩手の土壁はほとんど葦と竹・木を組み合わせて土壁の下地を作っている。

 岩手では葦を産業にしようと、金ケ崎町の山で葦を栽培、茅葺等の材料として全国に出荷されているという。早速,そこを運営する(財)金ケ崎町産業開発公社から、葦の乾燥状況の写真を送ってもらった。
 来週現地に行き、実際使えるか検討予定。

 これで断熱効果があれば、建材としての葦の活用と地元の産業の活性化なる。

 今回のエコキャビンの一つの大きなポイントである。

Posted by 遠野未来 at 05:49 | ■設計・現場 | comments(0) | trackbacks(0)

飯能・土壁の家2
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 先週に引き続き飯能の雨音堂の紹介を。

 この家は、釘・金物を使わない木造伝統工法で建てられ、外壁に関しては荒壁といって、土壁の下塗りをしただけの仕上げ。将来余裕が出来たらしっくいや板などで仕上げることが可能だが、竣工後約10年ほどたっても外壁が流れていないのに驚く。
 
 その秘訣は1200MM周囲に出ている深い軒。これだけ出ていれば台風が来ても、壁がぼろぼろにならないということ。その土壁の表情は風雨にさらされ、いい感じに経年変化している。こんな仕上はつくろうとしてできるものではなく、時間との合作である。

 内部は木組みあらわしと、通常は土壁の中に塗りこんでしまう、構造材の貫もあらわしている。年月がたつにつれ、木と土が乾燥し、その間に隙間が出来る。それを埋め、また隙間が出来・・・でやっと落ち着く。ひび割れたその土壁の表情も豊かである。


 そこでは木と壁が呼吸し、人を包んでいる。 時間と共に暮らす自然素材の家。

 写真:外観と内観 各々の土壁の表情

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Posted by 遠野未来 at 18:23 | - | comments(0) | trackbacks(0)

森風エコキャビン記者発表
 5/15 盛岡で森風エコキャビンの記者発表があり、早速16日付けの岩手や仙台の新聞に取り上げられました。との連絡が事務局の黍原さんからあり。
 
 5/31のワークショップの参加者も15名以上集まっているとのこと。

 皆さん、興味を持ってもらっていいるようで、うれしい。これからがスタート。
現在設計内容と日程を検討中。残せる場をつくるよう、がんばりたい。

Posted by 遠野未来 at 07:35 | ■設計・現場 | comments(0) | trackbacks(0)

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