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■県産材の木の使用・・・長野県根羽村の山を見る
 ●今回の住宅で長野県産材の木を使うということで、曲り丸太の木を含む実際に木を切った山の一つを見せていただきました。

 この山は赤松が中心ですが、この場所根羽村は愛知との県境ということもあり、多くの山の主流は杉・ひのきということです。
 長野県で県産材使用による補助金がありますが、今回の住宅は規模が小さくその基準面積を満たさず残念に思っていましたが、根羽村では柱50本分の補助が出るとのことでうれしいです。

 ただ長野県産材は値段が高めで地元の工務店さんも使わない場合もあるようなので、みんなで足並みをそろえ、県産材を使う動きが広まることを期待しています。

 今回の例もその一つになればうれしいです。

Posted by 遠野未来 at 10:33 | ■もりのいえPROJECT | comments(0) | trackbacks(0)

■曲がり丸太を太鼓梁に使う
 ●もりのいえPROJECTの住まいは木造で、中心のかぼちゃ束を7本の曲がり丸太で支える構造になっています。実際使う丸太を昨日、長野県根羽村に見に行って来ました。
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 長さ4mで中央が300〜400mm曲がっている赤松材を太鼓梁にして使います。
200〜400近くまで、曲りを見ながら使う場所を決めて選んできました。

 今年の秋の建て方予定。

 去年この作業ができていれば完全に自然乾燥で出来たかもしれず、残念な気持ちもありますが、建て方まで半年あまりしか時間がないので、自然乾燥と機械乾燥を併用して含水率を20%以下まで落として使う方針です。

 根羽村のこの工場は長野県産材でJAS認定を唯一とっているとのことで、実際木を切った山と工場も見学させていただきました。

 産地と人の顔がわかる木を使う家づくりを目指して、少しづつ現場の準備を進めていきます。


Posted by 遠野未来 at 10:32 | ■もりのいえPROJECT | comments(0) | trackbacks(0)

■家づくりに敷地の木を使う
 ●現在設計を行っている木造の別荘の敷地は100坪未満と小さいながら建ぺい、容積とも20%という厳しさで道路と敷地後退も決まっており、建物を建てるためにはやむなく何本か既存の木を間伐する必要がありました。
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 木を切らざるを得なかったことに今も心が痛むのですが、それならその木をできるだけ建てる家に使おうと1年以上敷地で皮を向き乾燥させておきました。

 今週敷地に行き工務店さんと検討したところ、2本は表しの丸太として、他は階段の踏み板とテーブルとカウンターの天板として、端材も土壁の下地の木摺として使えるということです。

 今回のように敷地の中に木が生えていたり、工期があったりという条件でないとできないことですが

      「持ちこまない、持ち出さない」

という、その場でしかできない家づくりとして、ぜひその木を使ってみたいと思います。

Posted by 遠野未来 at 10:42 | ■もりのいえPROJECT | comments(0) | trackbacks(0)

■自動調査機によるSS式地盤調査
 ●もりのいえPROJECTで2回めの地盤調査を行いました。
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 SS式とはスエーデン式サウンディングの略で、地表から25cm刻みで金属棒を沈めたときの半回転数と荷重で地盤の硬さを見る方法。
 
 現在の住宅の地盤試験では簡易的で一般的な方法ですが、これも機械式(自動式)と手動式(半自動式)があります。

 手動だと調査の方の手触りと勘という経験値も加わる。機械に頼ると機械の精度により結果が左右される・・・と調査会社の方針でどちらの方法もありますが、今回お願いしたところは全自動の機械式で行いました。

調査の方が音の様子で地盤を把握しながら、機械に測定してもらうという感じでした。

 通常は5つの点で地盤を判断しますが、今回は変形平面なので6つの点をお願いしました。前回の半自動式と敷地内で取った点は異なりますが、速報によるとほぼ同じ結果が出た模様で地盤改良はおそらく要らない見込みです。

 この結果を元に最終的には第3者期間による地盤保証を出してもらい、建物全体のかし担保保証に含めることになります。

Posted by 遠野未来 at 21:29 | ■もりのいえPROJECT | comments(0) | trackbacks(0)

■もりのいえ 木造大開口と引きボルト接合について
 ●現在計画している「もりのいえ」の構造計画については、1 日本の伝統的木組みの方法を活かす。2 合板、集成材を使わない

という2つの方針を元に何度も木組みのやり方を検討し、最終的に立体モデルで構造計算を行い進めました。基本的には壁も屋根も伝統的工法と軸組工法で、金物は最低限の補強としての使用にとどめています。

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 □ 引きボルト接合

 その中で南側の約3.6mx4mの大きな開口部については伝統的仕口だけでは強度的に弱いので、南側の面だけ金物と組み合わせた「引きボルト接合」 を採用することにしました。

 図のように木の梁の上下にボルトを埋め込みボルトで引っ張るという工法ですが、今回更に350Φの丸太の足元をベタ基礎のスラブまで800の高さで基礎と縦横に緊結し、「剛」接合に近いものにしています。

 □木造の考え方

 一口に木造といっても、考え方は人それぞれ異なります。

 現在は、このような接合や認定の金物工法もあり、木造でも壁がなくても成り立つ「木造ラーメン構造」も行われるようにになりましたが、接着剤の安全性が未確定な集成材や構造用合板の使用を前提として成り立つものもあります。

 写真:新建築 2014年11月号の大橋好光さんの論考でも木造ラーメン特に大規模建築で適用は慎重に検討する必要があると書かれていました。


 自分としてはあくまで、木の力と日本の伝統技術を生かすよう、金物は補強の範疇にとどめ、日本の木で何ができるか可能性を考えていきたいと思っています。

Posted by 遠野未来 at 12:48 | ■もりのいえPROJECT | comments(0) | trackbacks(0)

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