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■狂気と芸術・・・松井冬子展を見る
 ●今日は今絶対見なければいけない画家・松井冬子さんの作品展に行って来ました。想像以上の衝撃。・・・芸術における「狂気」とは
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 この展覧会は横浜美術館で行われており、この10年の作品約100展が展示されている充実した内容。自分がなぜ今見なければならないと思ったかというと、新聞のインタビューで本人が言っていた

「女・メスとしてリアリティを感じるもの以外、一切描かない」

という言葉に共感したから。今に生きる人間にとってのリアリティをとは何か?・・・それを考えたいと思った。

 ただし、彼女の絵にはその言葉から想像されるようなやさしく「女性的」なモチーフは一切ない。
 描かれているのは腐っていく死体、臓物、骸骨、血を流す人体や動物、幽霊など・・・主に人間の無意識の「狂気」や「死」をテーマにしたもの。臓物や骸骨などは素描ではかなりグロテスクに見えるが、日本画の技法で仕上げられた作品はそれを対象化するように見事に昇華されている。
 
 画家自身、現在日本で一番美しいのでは・・・とさえ思わせる美貌の持ち主。本人と思われる女性が作品の中にしばし登場するが、自己愛は対象化され、死、性、狂気・・・それらが渾然一体となった表現が見事に生まれている。
特に展覧会の副題ともなっている作品(写真)は、圧倒的な描写で見ている間動悸が止まらないほど引きつけられるものがあった。

 プロフィールを読むと、自分が好きな長谷川等伯の「松林図」に感銘を受け日本画を描くようになったという。松林図がこんなかたちで現代に受け継がれていること。そして現代日本がこのような画家を生んだことを嬉しく思う。
 彼女の作品は現代における、ムンクの「叫び」なのかもしれない。

Posted by 遠野未来 at 15:23 | ■アート・コミュニティ・まちづくり | comments(0) | trackbacks(0)

■3.11後 初仙台・・・
 ●今日、仕事の関係で急遽自分の実家のある仙台に行ってきました。

 復興活動は自分の体制が出来てから、と我慢してきましたが3.11後初仙台。

 自分の実家は市内ですが、名取市閖上の近く。実家は基礎にヒビがあったものの建物は無事。車で7-8分の閖上にも行き、やはり唖然となりました。まちが全くなくなっている。


 その中で防災の参考になりそうな写真をご紹介します


1 1FがRCの駐車場で、その周りでその建物だけ残った例

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2 この道路の土手で津波がとまり、実家も津波を免れた(あと1km)

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 今日の様子は少しづつ紹介しますが、復興のお力になれるよう、とにかく今自分ができることを一つ一つやっていきます。


Posted by 遠野未来 at 23:02 | ■アート・コミュニティ・まちづくり | comments(0) | trackbacks(0)

■2011年  柔らかく毛深い建築へ
 ● 2011年 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 年末年始で心機一転したので、晴れやかな写真を。年末行った三浦市のみらいのいえの草屋根からとった海です。 まさに一点の曇りもない。
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 ●現在の健康住宅とは?

・・・ご興味ある方は、かなり専門的ですが建築専門誌「建築技術」2011年1月号で、非常に充実した特集がされているのでぜひお読みください。このブログでもふれたシックハウスと現在の法規制のことも書かれています。以下、衝撃的事実と興味深い内容をご紹介。
==========
・家の断熱性が高まる程、住まい手の健康が高まる..2万人のデータで確認される
・全国の入浴死は毎年14,000人...大半はヒートショック死と思われる。
                  阪神大震災の6,500人を遥かにこえている
・家の中に10℃以下の部屋をつくらない
    ・・・それ以下になると結露が起こり、ヒートショックの可能性が大きくなる
・そのためには次世代省エネ基準を超える断熱が必要
・めったに外出しない人は6年後に約半数死亡する
・健康→省エネ、断熱→創エネ の順を優先に
・シックハウスにならない一番の対策は合板の使用量を減らすこと
・使用建材でF☆☆☆☆だとしてもホルムアルデヒドの放出量はかなりのもので、化学物質も  かなり含まれている・・

・・・等 現在の日本の研究の最前線の話が並んでいて、読み応えがあります。
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 その中で、私の所属する日本バウビオロギー研究会の代表の石川恒夫先生がバウビオロギーについて書かれています。 このブログのタイトルであるダリの言葉を引きながら・・・

 その話は次回へ・・・
   

Posted by 遠野未来 at 07:42 | ■アート・コミュニティ・まちづくり | comments(0) | trackbacks(0)

■2011 謹賀新年 
 ● 明けましておめでとうございます。
  本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

   2011.1.4         遠野未来
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 当事務所は今日から仕事初めです。
 神田の仕事始めと言えば・・・・神田明神!

 江戸総鎮守でもある平将門をまつるこの神社は、神田のシンボルであるとともに都内有数のパワースポットでもあります。

 神田明神に背を向けて机を配置すると将門のたたりがあるともいわれ、神田にあるオフィスの多くは仕事始めにここをお参りします。8時半頃行きましたが、この写真の前後、会社の方々で大にぎわいでした。
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 事務所の方針としては、今年は「土と左官 みらいの家」をいっそう追求したいと思っています。ワークショップをしたり、全国の左官の現場を訪ねたりしたいと思っています。
そしてぜひ、一つでも残せる場をつくりたいです。

 是非、叱咤激励お願いします。

 遠野未来建築事務所  遠野未来

Posted by 遠野未来 at 09:25 | ■アート・コミュニティ・まちづくり | comments(0) | trackbacks(0)

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