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■もりのいえ 原寸3 かぶら束
● 中央のかぶら束の原寸です。

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「かぶら束」は木造の日本建築で多角形に梁を突き上げる形に組むとき、中央でその梁を受けるキーストーンのようなもの。
(「かぼちゃ束」という言い方もしますが、違いはわかりません・・・。)

 通常は構造の左右のバランスを考え、当然偶数に対象形に梁を突き上げて組みます。

 しかし、今回は開くところと閉じるところをメリハリを付け有機的な形状の建築にしたかったので、建物のかたちを非対称とし、7本の梁でこれを受けることにしました。(おそらく前例はないと思います・・・)
もちろん構造の方と工務店さんにいろいろ検討していただいた上でです。

 巾210mmの梁が中央に7本集まる・・・自然と600Φの大きな束になります。

 この束は通常意匠的に下に伸ばして見せたりもしますが、今回は空間が小さいので全体のバランスを考え、梁だけを見せ、この束は天井の中に入れ、見せないことにしました。

 実際どうなるか・・・組んでいく様子も今後お見せしたいと思います。
 

Posted by 遠野未来 at 17:15 | ■もりのいえPROJECT | comments(0) | trackbacks(0)

■もりのいえ 原寸2
● 原寸の様子。 この建物は北側は半径3.09Mの円形で、南側は多角形と曲線に変形していきます。
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 まず北側の柱の原寸。北側180度を10等分。柱間が約1mで一つの角度が18度。
柱が180□と大きいのが特徴ですが、構造については少しづつ説明していきます。

今回は多角形平面で柱間で角度もつくため、柱を支える構法としては貫ではなく、90角の筋交を採用しています。
その取り合いも原寸で検討されています。

Posted by 遠野未来 at 10:22 | ■もりのいえPROJECT | comments(0) | trackbacks(0)

■もりのいえ 原寸場にて1
●今回に物件は、長野市の工務店 寺島工務店さんの寺島社長と長い年月、木組みをどうするか・・・というところから一緒に検討していただき、やっと工事のスタートラインにつくことが出来ました。
 
 寺島社長はじめ寺島工務店の皆様には心から感謝申し上げます。

 寺島工務店さんは社寺建築と伝統構法で定評がありますが、大工技術を現代に活かそうという熱い志があり、新しい試みとして今回の物件も受けてくださいました。
今回の棟梁の小林輝さんは、5年間伊勢神宮のお仕事をされてきたということで、伝統の技が現代建築にどう活かせるかとても楽しみです。

 地鎮祭に先立ち、寺島さんの原寸場にて木組みの原寸の確認がスタートしていますので、何度かご紹介します。

まず原寸場の様子。
寺島さんのところはこのような原寸の加工場を持たれていますが、今回の住宅は建坪11坪弱ということで、その半分にすっぽり入ってしまいます・・・・
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  CADの時代になって原寸場で寸法を確認することが少なくなりましたが、原寸場で墨出しの様子を見るとやはり感動します。・・・

 ここで合板を敷き詰めた中で、墨出しを行い、それを型にとって加工場で木の刻みを行っていく という手順です。

 今回の建物は曲線と多角形が重なり、一箇所ずれると全ての寸法がずれるというもの。
実はこの原寸場での確認で寸法が合わないところがあり、描き直していただいてスタートしました。

 原寸場の様子を何度かご紹介します。




 

Posted by 遠野未来 at 20:49 | ■もりのいえPROJECT | comments(0) | trackbacks(0)

■曲り梁の加工・・・県産材赤松の使用。 丸太から太鼓梁へ
 ●現在計画中のもりのいえPROJECTで屋根の構造になる赤松の梁です。
長野県の根羽村の森林組合の工場で、丸太から太鼓梁に挽いていただきました。
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 この梁は写真で見ると細く見えますが、巾が7寸(210mm)あり、成は場所によっては400〜500もあります。

 今回はこのうち7の本を中央の1点で集め、斜めに突き上げるように・・・という組み方を試みます。

 今後原寸場で原寸を起こして組んでいくので、どのように屋根が出来ていくかご紹介していきます。

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Posted by 遠野未来 at 19:55 | ■もりのいえPROJECT | comments(0) | trackbacks(0)

■曲り丸太 太鼓梁加工
 ●先日検品した赤松の曲り丸太の左右を切り落し、太鼓梁にしていただきました。
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 建て方は9月の予定。今回は乾燥期間が1年は取れないので、ここ長野県根羽村の森林組合で機械乾燥と自然乾燥を併用し、含水率20%以下で出荷していただくようにします。

Posted by 遠野未来 at 13:15 | ■もりのいえPROJECT | comments(0) | trackbacks(0)

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